緒方恵美(碇シンジ役)、林原めぐみ(綾波レイ役)、宮村優子(アスカ・ラングレー役)、三石琴乃(葛城ミサト役)、山口由里子(赤木リツコ役)、長沢美樹(伊吹マヤ役)、岩男潤子(洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ役)、岩永哲哉(相田ケンスケ役)、優希比呂(日向マコト役)らボイスキャスト、そして高橋洋子、庵野秀明、鶴巻和哉、前田真宏らがステージに勢揃いとなった。
「EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」は、ボイスキャスト、制作陣、およびファンが一体となって『エヴァンゲリオン」シリーズ30周年を盛大に祝福する一大フェスとして、2月21日から2月23日までの3日間にわたり開催されてきた。2月23日、直前に行われた『歌舞伎交響曲第急番 エヴァンゲリオン』の深い余韻が会場を包み込む中、「Final Program」でステージのプログラムもいよいよラストを迎えた。3日間を駆け抜けた登壇者たちには、大きな拍手が送られた。
そんな中、最後のコメントを求められた前田監督が「ただ一言。皆さま、お楽しみいただけましたでしょうか?」と会場に呼びかけると、万雷の拍手が起こる。その様子に笑顔を見せた前田監督は「良かったです。スタッフ一同、大変な思いをして準備してきたので、楽しんでいただけたのなら、みんな喜ぶはずです」と付け加える。
鶴巻監督も「3日間ありがとうございました。30周年を信じられないような気持ちで迎えたわけですけれど、まさかこんなにたくさんの方々が3日間にわたって来てくれるとは信じられなくて。本当にやっていて良かった、嬉しい気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!」と会場に呼びかけた。
さらに高橋も、「この3日間のイベントを作るまで、たくさんの人が本当に頑張ってくれています。
続いて、キャスト陣からもあいさつが行われた。まずは優希が「感無量で言葉がないんですけど……これだけは言いたいです。『エヴァ』大好きな皆さまが大好きです!」と、あふれる思いに言葉を詰まらせながらも呼びかけると、会場からは大きな拍手が起こった。さらに長沢が、「大好きな先輩方がすべてを背負っていてくださって、その背中を見ていたから、どんなに辛いエピソードのアフレコも楽しめました。それって伊吹マヤとまったく一緒だなと。この世界でマヤなりに頑張ってこれたのは、この先輩方がいてくださったおかげなんだと改めて実感しました。これからもそれを胸に刻んで、伊吹マヤと一緒に人生を歩んでいきたいなと心から思います!」と笑顔をのぞかせた。
さらに岩男は感極まった様子で、「終わってしまうのは本当に寂しいんですけれど、“さよならは、また会うためのおまじない”ですよね。また皆さんとお会いできること楽しみに、これからも頑張っていきたいと思います。
続いて山口は「この3日間で、この30年分をほとんど思い出させていただいて、改めてなんて自分は幸せなんだろうと。エヴァに出会えて本当に感謝でいっぱいです。そして皆さまも、人生の30年間、エヴァと一緒に過ごしてくださって、本当にありがとうございました。私たちも、皆さまと一緒にこれからももっともっとエヴァで生きていきたいと思います!」と熱い想いを語った。
そして三石は、「この3日間が最高で、3日間以上の幸せをいっぱいもらったなという気持ちでいっぱいです。30年間、キャストやスタッフの皆さん、そして『エヴァンゲリオン』を愛してくれた皆さん、ありがとうございます。葛城ミサトはいつも私の心の中でずっと生き続けていますし、きっと皆さんの心の中にも作品が生き続けていると思います。これからもよろしくお願いします!」と語る。宮村は「本当に3日間、すごく楽しかったです。
そんな中、林原が「終わりたくないね……」と会場に語りかけると、大きな拍手が起こる。林原は言葉をかみしめるように「でも、一言にします。“ありがとう。すべてのエヴァンゲリオンファン”。ありがとうございました」と、募る想いをコメントした。
そしてキャストを代表して緒方からは、「今回みんなで一緒にステージをやって、本当にこの人たちは戦友なんだなと改めて思いました。それは俳優陣だけではなくて、クリエイターやスタッフの皆さんもそう。30年前は皆尖っている部分もあったし、尖ってなければいられなかった時期でもあった。それがいろんなキャラクターに投影された部分もありました」と、せつせつとコメントする。
さらに緒方は、「みんな大人として年齢は重ねましたけど、変わらない部分も持っていて。
そして最後は、庵野監督が締めくくることになった。庵野監督は、「34年ぐらい前に始めたTVシリーズのアニメーションが、30年たったら落語や歌舞伎になって、当時は全然思いもしなかったようなことになっていって、僕自身は感無量です。本当に幸せな作品になったんだな、そもそも幸せな作品だったんだなと実感しています」としみじみコメントする。
さらにスタッフ、キャスト、ファンに向けてあらためて感謝の思いを述べると、「今回、何度も鶴巻をいじってきましたが、実際はすごく感謝してるんですよ。『ふしぎの海のナディア』の時から一緒に作品作りを付き合ってくれて。
そして「スタッフにもキャストにも今はもう感謝しかなく、ファンにも感謝しかないんですけども。一番最後に感謝したいのは、20年以上僕を支えてくれてる妻にです。ありがとうございました」と語りかけると、会場からは割れんばかりの拍手が鳴り響き、多幸感に満ちた3日間の祭典が華やかに締めくくられた。
「EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」には、3日間で延べ約3万人の来場客が訪れた。初日の幕開けから最終日のフィナーレまで、会場は終始ファンの熱気と歓喜に包まれる熱狂のイベントとなった。
『EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION』Final Program
日程:2026年23日(月・祝)
(C)カラー
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