
その質問に最悪の事態を予想し、身構えてしまった視聴者もいたことだろう。
9月20日放送の「モヤモヤさまぁ~ず2」(テレビ東京系)では、埼玉県の深谷市を散策。
成長中のねぎを抜いてもらい、その鮮烈な香りに驚いていた一行。さまぁ~ず大竹が旬を訊ねると、一年中出回っているものの美味しさが増すのは冬だという。農家の奥さんは「12月に食べてほしい」と残念そうにしていたが、ここで田中アナから意外な質問が飛び出したというのだ。
「田中アナは『深谷ねぎを育てているお母さんにとって、一番“幸せ口”になるグルメって何ですか?』と訊ねることに。話の流れに合わない唐突な質問に、さまぁ~ずの二人も『どうしたんだよ?』と声を合わせて驚いていました」(テレビ誌ライター)
しかし、幸せ口グルメを訊ねる田中アナの表情はいたって真面目。さまぁ~ずに問い詰められるも、自分の口元を指さして「幸せ口」とあらためて言葉にしていたほどだ。
思いつめたようにも見えるその瞳に、モヤさまファンは≪よもや、ひとみんが結婚!?≫と戦々恐々。田中アナが自分の結婚を前提に質問しているのではないのかと、その“匂わせ”におののいていたのである。
ただ、「幸せ口」という聞きなれない単語を口にしたことには、さまぁ~ずも視聴者も納得がいかない様子。ねぎを育てるご夫婦に問いかけたということはやはり、なにかしらの想いが込められているのだろうか…。
「その疑念はわずか15秒ほどで解消されました。
この期間中、同企画に参加している番組では共通する質問として「あなたが食べて幸せ口になるモノは何ですか?」を訊ねることになっていた。つまり田中アナはテレビ東京の局員として、あくまで職務に忠実な振る舞いを見せていたのである。

その結果、一行はねぎ農家さんのご自宅で深谷の郷土料理である「ねぎぬた」をいただくことに。蒸したねぎに酢や味噌、砂糖やゴマを和えるという逸品だ。
パンにも合うのが衝撃との感想を口にした田中アナは、自ら「幸せ口」の表情を見せることに。顔を振りながら口元で「チュッ」という音を出したのは、もしや投げキッスだったのか。ともあれ大天使級の笑顔がドアップになった姿は、観る者を幸せ口にしてくれたことだろう。