10月8日、「ラリーファンミーティング 2023」が富士スピードウェイで開催されました。そこでアイドル界随一のラリーファンと自認する(ことにします)「純情のアフィリア」の寺坂ユミさん、またの名をASCII.jp自動車部の“ゆみちぃ部長”とともにお邪魔してきました!
◆ラリージャパンに向けてファンで盛り上がろう!

昨年11月、日本で12年ぶりとなるFIA世界ラリー選手権(WRC)「ラリージャパン」が開催されました。メイン観戦施設となる豊田スタジアムでは約4万5000人のファンが集まり、沿道でも多くの方がラリーカーに手を振る様子が見られました。
その様子はASCII.jpのみならず、愛知県スポーツ局スポーツ振興課が運営するポータルサイト「aispo! Web」でも掲載! これは愛知県庁公認のラリー大好きアイドルといっても過言ではありません(たぶん)。

そして、今年も11月16~19日にかけてラリージャパンの開催が予定されています。当然ながら注目度は高いのですが、一方で日本においてラリーファンに向けたイベントって、そう多くありません。ASCII.jpにてラリー連載をしているウェルパインモータースポーツの松井監督が「そんなことじゃいかん!」と、ラリーファンのためのイベントとして、今回「ラリーファンミーティング 2023」を企画したのです。


ラリーと聞いて血が騒ぎまくる(ということにしましょう)ゆみちぃ部長と一緒に、いざ富士スピードウェイへ。駐車場が8時にオープン、イベントは9時スタートというわけで、ASCII.jp自動車部の集合時間は都内某所に朝6時! 今回はラリーということと、快適な道中にしたいということから、シトロエンのフラグシップである「C5X PHEV」でお邪魔することになりました。
「え? SUBARUじゃないの?」という声もありましたが、「どうせ会場の駐車場はSUBARUだらけでしょ。どのクルマで来たかわからなくなっちゃうじゃん!」というわけでシトロエンをチョイスした次第。ゆみちぃ部長による「シトロエンC5X」試乗記事は近日公開予定です!




到着すると案の定、青いSUBARU車両がいっぱい! オーナーミーティングが併催されていたこともあって、スバルブルーが一大勢力を築いていたのです。

そして本物のWRカーも展示! 2007年のWRCモンテカルロを走ったインプレッサです! 普段は三鷹のSTIに置かれている車体を持ち込まれた様子。なんと愛車との記念撮影会なども行なわれていました!





もちろんSUBARU車以外も展示されています。シトロエンやルノー、トヨタなどのレプリカーもあったり、憧れのランチアの姿も。大量に取り付けられた補助灯(ランプポッド)を見て「これ街を走れるんですか? めっちゃ明るそう!」とゆみちぃ部長はクルマを観察していました。ちなみにランプポッドを装着し、運転中に3つ以上点灯できる構造にすると不正改造となり、車検に通らないそうです。

訪れたラリーファンのみなさんは穏やかな雰囲気。午後は雨が降ってきましたが、午前中はちょっと肌寒い程度の秋晴れで、実にミーティング日和といったところ。キッチンカーからはいい匂いがして、グルメ部長も舌鼓みしたり。

イベントはトークイベントと出展ブース、そしてラリーカー同乗体験がメイン。トークイベントでは、ラリージャパンでもMCを担当するピエール北川さん、最近はラリーチームの監督も務めるタレントの梅本まどかさん、そして2005年と2007年のプロダクションカー世界ラリー選手権 (PWRC)シリーズチャンピオンを戴冠し、日本人初となるFIA世界選手権チャンピオンとなったラリードライバー、新井敏弘さんが楽しいお話を披露。他にもスポンサーステージや、レースクイーンステージが行なわれました。

ゆみちぃ部長は久々にお会いするピエール北川さんにごあいさつ。すかさずピエールさんから「ゆみちぃ、久しぶり! ラリージャパン来るんでしょ?」とご指名をいただきましたので、今年もお邪魔することに決定しました!
◆ラリーで有名なショップやブランドのブースも多数出展!

それでは、出展されていたブースをご紹介しましょう。まずは自動車用のクラッチやトルクコンバーターで知られる「EXEDY(エクセディ)」。紫色のカバーで知られています。ということで、EXEDY Racing Girlsの瀬谷ひかるさんと一緒にパチリ。「ステージから可愛らしい子がいるなぁって見えていましたよ」と瀬谷さん。「うそー! 可愛いですね」「可愛いですね」「可愛いですね」「可愛い」と、可愛いだけで会話が成立する謎展開が始まったので、次のブースへ移動しましょう。
続いてはASCII.jpではおなじみのウェルパインモータースポーツ。ラリー中はメカニックをしている荏崎ろあさんが、メカニックスーツではなくコスチューム姿でお出迎えです。荏崎さんは大のクルマ好きで、この日は愛車のインプレッサでご出勤されたとのこと。スゴい!


そしてウェルパインモータースポーツでコドライバーを務める梅本まどかさんともパチリ。元SKE48と現アフィリアというアイドルのツーショットが実現しました。お忙しい雰囲気ですので、会話はソコソコに。

ブースではKDDIが競技車やコースをスマホ上で表現したり、ARで梅本さんが現れるという面白いコンテンツを実演されていました。こちらについては別記事をご参照ください。

車高調や補強パーツで知られるブランド「CUSCO」のイメージキャラクター、高崎くす子ちゃんも参戦! 東堂ともさんと鈴乃八雲さんが笑顔でお出迎えです。すごく寒そうなお姿なのですが、元気にご対応されていました。部員K的には東堂さんも鈴乃さんもソフマップAKIBAでのグラビアDVDリリイベ取材で大変お世話になっております。それでは、次のブースへ。


電脳ラリーチーム「NENC」。こちらでは目の前でメカニックさんがダンパー交換をする様子を間近でみることができました。ですが、部員Kの目はNENCちゃんの野原ゆなさんに……。「わかっているんですよ。女の子と一緒に撮るんですよね」とゆみちぃ部長。撮影後、野原さんはゆみちぃ部長に興味津々の様子。

女の子のいないブースもご紹介しましょう。まずは「O.Z Racing」。オズ、と読まれる方もいらっしゃいますが、オーゼットと読むのが正しい、イタリアのホイールメーカーです。ラリーを中心に有名なブランドです。オシャレは足元から、と普段から言っている部長は、普段のクルマ取材でもホイールにも興味津々だったりします。

ダンロップさんでは、ラリー/ダートラ用タイヤを訴求。ゆみちぃ部長はデコボコしたタイヤに興味を抱かれたようです。

ステアリングの「MOMO」。「モモ、って名前が可愛い! MOMOっていう刺繍がされているんですね」と、かなり興味を抱いたようです。そして「ハンドルを変えると、何かいいことがあるんですか? 車のハンドルって、ボタンがいっぱい付いているじゃないですか? それがなくなっても大丈夫なんですか? エアバッグとかどうなるんですか?」と素朴な疑問を連発。答えるのが面倒になってきたので、次に行きましょう。


スポーツマフラーでおなじみの「ロッソモデロ」。こちらではチタン製のカップなどが販売されていました。「ここのクルマ、可愛いですね。なんかフリルっぽい模様があるし」と言っていると、テントから女性ドライバーの兼松由奈(かねまつゆな)さんがこんにちは。フリルっぽい模様なのは、兼松さんがコスプレ好きのゴスロリ好きから来ているようなのですが、兼松さんが突然「寺坂さんですよね?」と声をかけられたから驚き。
さらに「デビューする前、コスプレをされていましたよね」と言い出すではありませんか。これに驚いたゆみちぃ部長。どうやら兼松さんの知り合いカメラマンさんが、寺坂さんを知っているとかいう話のようなのですが、詳細はよくわかりません。ということで、マフラータオルと一緒に記念撮影をして、次に移りましょう。

ブレーキ関連で知られる「Winmax」ではトヨタ86を展示。「これもラリーで走るんですか?」と尋ねる部長。はい、全日本ラリーなどで走っていますよ!

チューニングパーツの大手「HKS」も出展。

CUSCOブランドを擁する「キャロッセ」も出展していました。ここで普段はエヴァンゲリオンなRQをされている赤城ありささんは、逆にレーシングスーツでお出迎え。なんとジュニアチームのドライバーさんで、その時のコドライバーが梅本さん、メカニックが荏崎ろあさんとのこと。なんだ、このキラキラしたチームは! 部員Kはお邪魔したいぞ! などと言っているうちに、ブースは全部回り切りました。
◆世界を制したドライバーの走りを隣で堪能


イベントでは抽選でラリードライバーの同乗走行も行なわれました。特別に、新井敏弘さんのクルマに同乗させていただけることになりました。ということで、世界のARAIと愛知のTERASAKAという奇跡のツーショットをパチリ。

「危ないので、これをかぶってください」とスタッフからヘルメットを手渡された部長。ステージ衣装を着たアイドルがジェッペルを被るとか、傍から見たらシュールな絵であります。そしてロールケージをまたいで、世界の新井の仕事場へお邪魔。すったもんだの末、準備完了です。


「まずはタイヤを温めるため、軽く1周しますね」という新井さん。ですが、これが全然軽くなく。ドリフトこそしないものの、急加速・急減速を繰り返し、ゆみちぃ部長は車内でヘドバン状態。そして2周目はドリフト祭で、あっちでクルクル、こっちでクルクルとスピンターンを披露。

1分後、ゆみちぃ部長は放心状態。「スゴかったです……」というと、「もう、何をやってらっしゃるのか良くわからないのですが、クルマとは思えない動きをしていました。すごかった」と感想にならない感想を一生懸命、部員Kに伝えようとしていました。「コドライバーはその状態でペースノートを読むんですよ」というと「えええ????」と大きな目を大きく見開いて驚いた表情。


兼松さんもデモランのお手伝い。お客さんを乗せて、あっちに行ったりこっちに行ったりと大車輪の大忙しでした。

楽しい楽しいイベントもあっという間に終了のお時間。「ラリージャパンの開幕が楽しみですね!」と、しっかり熱が入ったようです。ラリージャパンは11月16~19日、愛知県豊田市を舞台に開催。今年は豊田スタジアムで初めてのスペシャルステージが行なわれ、実況はピエール北川さんとのこと。「めちゃくちゃ楽しみです」と今からテンション爆アゲのゆみちぃ部長でした。
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