クルマ好き大興奮！ 国内外の名車や珍車、レーシングカーが集うクルマイベントで浮かれすぎた！

富士スピードウェイのメインストレートに名車がズラリ！

　体験型自動車イベント「モーターファンフェスタ2024」が、富士スピードウェイで開催されました。国内外の名車、珍車の展示と試乗のほか、自動車関連企業が出展しての即売会と、クルマ好きにはたまらない本イベント。

今年もお邪魔してきました。

最新からいにしえのマシンまで！
各メーカーの名車たちがずらり

　まずはメーカーブースから巡ってみましょう。

トヨタの展示車両 GR Yaris　RR×GROW Concept RA20 Group4 GR Yaris　Rally1 HYBRID ラリージャパンオフィシャルブース GRブース

　トヨタはラリーをアピール。1976年の1000湖ラリーで3位、1977年のRACラリーで2に入賞したRA20 Group4（ダルマセリカ）は、トヨタWRC参戦の原点といえる1台。そして現在参戦中のGR Yaris Rally1 HYBRID。1.6L 直4ターボとハイブリッドユニットは最高出力500馬力以上を発生。当然4WDです。

物販はGRグッズのほか、ラリージャパンオフィシャルも展開。どちらも盛況でした。

新型アコードとZR-V クラリティ FUEL CELL CR-V e:FCEV CR-V e:FCEV FCEVユニット

　Hondaは現行車種であるZR-Vとアコードを展示。さらに水素を訴求し、同社第1号のクラリティ FUEL CELLと今夏登場予定のCR-V e:FCEVをアピールしていました。

787B

　マツダは日本車で初めてル・マン24時間レースを制した787Bを展示。伝説のマシンを間近で観察できるとあって、多くの方がスマホのカメラで納めていました。

スイフト・クールイエローレヴ スペーシア PAPABOKU KITCHEN スズキの物販エリア

　スズキは東京オートサロン2024等で展示していた2台のコンセプトカーを展示。物販ブースの大きさも印象的で、アウトドア系グッズの中には魅力的なアイテムも多数ありました。

SUBARUブース FORESTER BRZ GT300

　SUBARUブースはフォレスターの「STI Sport Black Interior Selection」をアピール。そしてBRZのSUPER GT参戦車両を展示していました。

新旧アルピーヌA110 A110 ルノー／アルピーヌの物販ブース

　ルノー／アルピーヌブースは、新旧A110がお出迎え。物販ブースでは、ルノーのロゴが入ったマグカップや折りたたみ傘、トランプのほか、飛行機のプラモデルやミニカーを販売していました。

エミーラ エレトレ

　ロータスはエミーラとエレトレを展開。エレトレは、ロータス初のオールエレクトリックハイパーSUVとして2023年夏に登場。エミーラは、ブランド最後のミッドシッププレミアムスポーツカーと言われています。

コルベット カマロ

　シボレーはコルベットの誕生70周年記念ロゴをあしらった2023年モデルと、6代目カマロの日本専用最終モデル「ファイナルエディション」を展示。限定50台で、価格は940万円とのことです。

三菱自動車

　三菱は4WD体験イベントとして、最大傾斜45度の急坂登坂を実施。

また、今年発売のピックアップトラック、トライトンをアピールしていました。

Moduloスマイルの仲美由紀（左）と池永百合 シビック用リアスポイラー シビックTYPE R用リアスポイラー シビック用リアスポイラー シビック用リアスポイラー シビック用リアスポイラー シビックe:HEV Modulo開発陣を迎えてのトークショーを開催 実効空力体験 実効空力体験に用いられたN-BOX

　ホンダアクセスはシビック用リアスポイラーを初お披露目。既発売のTYPE R用と同じく、翼面下部にシェブロン形状が施されているものの、形状をシビック用に最適化。取り付け部もTYPE Rとは異なります。素材はカーボンではなく樹脂製とすることで、価格を抑えているとのこと。

　発表会では土屋圭市さんと開発陣によるトークショーが行なわれ、特許を取得したことと、リアスポイラー開発のためだけに鷹栖グルーピングラウンドでテストをしたという話が披露されました。

そのほか昨年同様、実効空力体験を実施していました。

オーナーたちのクルマ愛が熱すぎる！
ユーザー体験型イベントも大盛り上がり

　会場では様々なオーナー参加イベントが行なわれていました。そのうちのいくつかをご紹介します。

サーキットを走行するルノー／アルピーヌのオーナーたち サーキットを走行するルノー／アルピーヌのオーナーたち 集まったルノー／アルピーヌの車両

　ルノー／アルピーヌは富士スピードウェイのレーシングコースをパレード走行するイベントを実施。昨年もこのイベントは行なわれていたのですが、年々台数は増えているようで、今年の様子はまさに圧巻のひとこと！

Honda Spoorsオフ会 TYPE SのHonda Spoorts S2000 TYPE-S NSX TYPE-S NSX TYPE-S

　NSXやS2000といったHondaスポーツカーのオフ会も開催。貴重なS2000 TYPE-S、新旧NSX TYPE-Sも展示され、2台目NSXには試座をしての記念撮影ができました。

RAYS FAN MEETINGの様子 RAYS FAN MEETINGの様子 TS050 HYBRID TOYOTA GAZOO Racing（TGR）、日本マクドナルド（マクドナルド）、タカラトミーの3社がコラボレーションしたGR86のドリフト車両 apr GR86 GT NISSAN LEAF NISMO RC

　ホイールメーカー「RAYS」のファンミーティングも昨年同様開催。

会場にはオーナーカーのほか、RAYSホイールを装着したレーシングカーたちも展示。トヨタをル・マン初優勝に導いたTS050 HYBRIDが直近で観察できるのは貴重です！

ショップのデモカーを見たり、試乗したり大忙し

会場の様子 会場の様子 TRUSTブース リバティウォークブース

　会場には自動車関連企業の出展ブースが立ち並び、新商品や推し商品の展示とグッズなどの販売が行なわれ、どのブースも盛況でした。

展示車両たち

　ピット内にはレース車両や、オートサロン2024で話題を集めたクルマを展示。なかには貴重なスーパーカーの姿も見かけました。

集まった試乗車たち メルセデスAMG C63 S Eパフォーマンス 911 GT3 RS 911 Dakar NISSAN GT-R NISMO

　メインスタンド裏は試乗車両がズラリ。これら全部を乗ることができます。なかにはメルセデスAMG C63 S Eパフォーマンスといった超高級車の姿も。さらにポルシェ 911 GT3 RSや911 Dakar、日産 GT-R NISMOをサーキットで周回できるというイベントもありました。

　メインストレートに参加・展示車両を並べてのグリッドウォークも開催。レーシングカーとチューンドカーがこれほど一堂に会する機会は、このイベントのほかにはないのでは？

日本が誇るドリフト選手権
D1 GPのエキシビジョンも開催

#31 蕎麦切選手 #70 横井選手 横井選手率いるD-MAXは今年からTOYO TIRESがサポートする

　ドリフト競技「D1 グランプリ」のエキシビジョン大会も開催。単走優勝は、この日で長年使ってきたマシン「インフィニティ」と別れを告げる#31 蕎麦切選手。追走トーナメント優勝は今年からTOYO TIRESにチェンジする#70 横井選手でした。D1グランプリは5月11～12日に岐阜県の奥伊吹スキー場で開幕します。

TOYO TIRESの出展ブース #88 川畑選手（左）と#66 藤野選手のマシン #88 川畑選手 #66 藤野選手 今年もASCII.jpはTeam TOYO TIRES Driftを応援します！

　昨シーズンのチャンピオンであるTOYO TIRES。今年もASCII.jpはTeam TOYO TIRES Driftを応援します！

松山選手のGRカローラ 松山選手のGRカローラのコクピット 松山選手のGRカローラのコクピット 松山選手のGRカローラのバックドアを開けたところ、ラジエーターの導風口がある 松山選手のGRカローラ

　そしてTeam TOYO TIRES Driftには、新たに松山選手が加入。そしてマシンは昨年までのGRスープラからGRカローラにチェンジし、この日お披露目されました。いまだカーナンバーは取り付けられていないくらいできたてホヤホヤ。松山選手によると「ポジションが違いますよね。あとホイールベースが長くなったので、ドリフトはしやすいかな」とのことでした。

川畑選手 藤野選手 玉城選手（D1ライツ） エキシビジョンの様子 Team TOYO TIRES Driftの面々。左から川畑選手、松山選手、藤野選手、玉城詩菜選手

　Team TOYO TIRES Driftはエキシビジョンには参加せず、独自イベントを開催。8の字などチームワークのよいところをみせてくれました。

Team TOYO TIRES Driftのマシンたち

　今年も活躍が期待されるTeam TOYO TIRES Drift。今シーズンも青の旋風が巻き起こること間違いありません！

レースクイーンはレースアンバサダーに
名称は変わってもレースを盛り上げるのは変わりません！

　お待たせしました！ モーターファンフェスタの会場で人気レースアンバサダーの姿を見かけましたので、ここで一挙ご紹介します！

■関連サイト

• モーターファンフェスタ 2024