JR東日本リテールネットは、セルフレジを活用したキャッシュレス・無人店舗をNewDaysとして初めて、7月30日にJR 武蔵境駅 nonowa 改札口にオープンした。これにあわせて、東日本旅客鉄道(JR東日本)と連携し、キャッシュレス店舗におけるSuicaなどの交通系電子マネーの利用促進に向け、オープニングキャンペーンを実施する。


 セルフレジでは、Suicaなどの交通系電子マネーのほか、クレジットカードの使用が可能。有人レジを設けず、会計は全てセルフレジで行う。店舗業務の大部分を占めるレジ業務を削減することで、省人化や業務効率化を図る。店員は、品出しや清掃、商品の案内など、店員にしかできない業務に注力することができる。
 オープニングキャンペーンでは、7月30日~8月12日の14日間、会計5%割引(新聞・雑誌は対象外)と先着1万人にSuicaのペンギンメモ帳をプレゼントする。また、7月30日~8月5日の7日間、税込400円以上の利用者を対象に、くじ引きを実施する。景品は、1等が飲料1本、2等が菓子1個、3等がポケット菓子つかみ取りとしている。
 店舗入り口には、キャッシュレス店舗であることを明示するステッカーを貼る。3カ月後には、大型サイネージを設置する予定だ。なお、同店舗では、たばこ・酒類の販売、値引・割引クーポン券、収納代行・チケットなどのサービス全般は取り扱わない。
【関連記事】
NewDays初の完全キャッシュレス・無人レジ店舗、JR武蔵境駅に7月末オープン
MAMORIOとJR東日本、IoTを活用した忘れ物の自動通知サービス本運用を開始
ファミマの無人レジで行列回避! 使って分かったメリット
ローソン、徳島でキャッシュレス専用セルフレジの運用実験
セルフレジを利用しない理由は? ジャストシステム調査
編集部おすすめ