同社は昨年の2月に初めて4.6インチのディスプレイを広げると7.3インチに変形する折り畳みスマホ「Galaxy Fold」を発表。
斬新さの一方で、ディスプレイの耐久性が弱い、価格が高すぎる(日本では税込み24万円)などの声も聞かれていたが、今回のGalaxy Z Flipはこうした不満を解消するものになっている。
Galaxy Z FlipがGalaxy Foldと異なるのは、なんといっても開閉が横ではなく縦ということだ。これは、懐かしのガラケーを彷彿とさせる。開いた状態の画面サイズが6.7インチ(有機EL、フルHD+)で、アスペクト比が21.9:9。閉じると、正方形に近いコンパクトな形状になる。
背面には、1.1インチのカバーディスプレイを搭載しており、通知表示やアウトカメラでセルフィーするときのモニターに利用することができる。カメラは、アウトにデュアルレンズ(広角1200万画素+超広角1200万画素)、インに1000万画素のシングルレンズを採用している。
Galaxy Foldは折り曲げた際にディスプレイに折り目が薄く見えてしまうという欠点があったが、Galaxy Z Flipは新開発した超薄型ガラスを用いることで、従来よりも折り目が目立ちにくくなっている。また、90度に折り曲げた状態で自立するため、机に置いてテレビ電話するなどの折り畳みならではの新たな使い方も提案している。
価格は1380ドル(日本円で約15万1500円)。
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