新型コロナウイルス感染拡大や政府からの外出自粛要請を受けて、経済に深刻な影響が出始めている。少しでも生活費を抑えるために役に立つのが、スマートフォン決済サービスだ。
キャッシュレス・ポイント還元事業や各社が実施しているキャンペーンによって、現金払いよりお得になるケースが多いので、ぜひ有効に活用したい。

PayPayの外食チェーン20%還元はテイクアウトでもOK
 PayPayは4月1日から対象の飲食店でPayPay残高で決済すると、20%のPayPayボーナス(Yahoo!プレミアム会員は25%)を還元する「全国の有名飲食チェーンが対象!春のグルメまつりキャンペーン」を開催中。付与上限は2000円相当/回、3000円相当/期間。
 対象は1万店舗以上の飲食店で、牛丼チェーンやファミリーレストランなどで利用可能だ。店内で飲食する場合はもちろん、テイクアウトやデリバリーでも使える。ただし、Uber Eatsのように決済手段にPayPayが対応していない場合はキャンペーンを利用できないので注意したい。
●d払いで吉野家が半額に、4月13日から
 d払いは4月6日にd払いアプリ内にオンラインから注文・決済ができる「吉野家ミニアプリ」を追加。それを記念して13日から「吉野家 d払いミニアプリ限定! 50%dポイント還元キャンペーン」を開始する。
 対象はミニアプリ利用者。還元上限は1アカウントにつき500ポイント。エントリー必須で、支払方法は残高払いもしくはdカードが対象になる(dカード以外のクレジットカードは対象外)。
 2018年末の100億円還元祭以来、スマホ決済各社は間髪入れずお得なキャンペーンを実施してきたが、4月はずいぶん減少している印象だ。
これも自粛ムードを受けてのものと思われるが、これから生活応援施策として新たなキャンペーンがスタートすることに期待したい。(BCN・大蔵大輔)
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