LINE Payは、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」で、2019年8月から参加している法務相主催の統一QR「JPQR」普及事業への対応範囲を拡大し、JPQR導入店舗でLINE Payでのコード支払いを4月9日に利用できるようにした。

 LINE PayはJPQR普及事業開始以降、スマートフォンスマホ)画面に表示したQRコードやバーコードを店舗のレジで読み取るCPM方式に対応していたが、今回の対応範囲拡大では店舗に設置したQRコードを来店客がスマホで読み取って支払いを行うMPM方式にも対応し、全国のJPQR対応店舗でのスムーズな利用を可能にしている。

 JPQR普及事業は、これまで岩手県、栃木県、長野県、和歌山県、福岡県の5地域を対象に、小規模店舗を含む広範な事業者にバーコードやQRコードを用いた決済手法「コード決済」の普及を目的として、加盟店開拓業務プロセスなどの検証と、安価な手数料率でのサービス提供などによるキャッシュレス化進展の検証を行ってきた。これらの検証によって一定の成果が確認できたことから、2月より全国展開に向けたトライアルに着手している。
 LINE Payは、決済事業者として同事業の開始当初から参画しており、ガイドラインに準拠した統一QRコード・バーコードのJPQRでの決済サービス提供およびサービス運用を行い、利用者の利便性向上と事業者の生産性向上を図ってきた。
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