日本コカ・コーラと、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)、Mastercard、ジェーシービー(JCB)、American Express Internationalは、現金に加え複数の電子マネーで支払い可能な「マルチマネー対応自動販売機」が、各社発行のクレジット/デビット/プリペイドカードの「タッチ決済(コンタクトレス決済)」に2020年4月から対応すると発表した。

 「Visaのタッチ決済」など、名称はそれぞれ異なるが、非接触対応のカードを読み取り機にかざすだけで決済できる仕組みは各社とも共通。
サインも暗証番号の入力も不要で、セキュアでスピーディーなキャッシュレス決済方法として全世界で広がりつつある。店舗では、カードを手渡す必要がないため、店員と客の接触時間を減らせるメリットもある。
 設置済みのコカ・コーラのマルチマネー対応自販機では、約4本に1本がキャッシュレス決済により製品購入されている。コカ・コーラでは、20年内に全国1万台の対応自販機の設置を見込んでいる。
 保有する端末やカードの種類を問わず、スマートフォンだけで利用できる公式アプリ「Coke ON」を活用したキャッシュレス決済サービス「Coke ON Pay」も提供しており、キャッシュレス決済の普及に取り組む。
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