Wizleapは5月13日、オンライン保険相談サービス「ほけんROOM」が18歳以上の男女803人を対象に実施した、自粛期間中の宅配・デリバリーについての意識調査の結果を発表した。期間は5月8日~12日。
調査によれば、約8割が今後も宅配・デリバリーを利用したいという。

 調査対象者に、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う自粛期間中に、宅配やデリバリーを利用したかを尋ねたところ、71.0%の人が利用したことが分かった。
 自粛期間中の、宅配・デリバリーの利用回数は「1~3回」が最も多く(「0回」を除く)、宅配・デリバリーで購入したものとして「食品・飲料・お酒」が最多となっている。
 ドライバーの人手不足と新型コロナウイルス感染症の感染リスクを知っているかを尋ねた質問では、86.1%が「知っていた」と回答した。
 ドライバーの人手不足と新型コロナウイルス感染症の感染リスクについて、どう思うかを尋ねると、「何も思わない」(62.4%)が最も多く、その理由として「運んでくださる方に対してはリスクを押し付けて申し訳ないと思う。ただ一方、なかなか買い物に行きづらい中で宅配を利用したいのが正直な気持ち。特に、近くの百貨店が閉まっている中で化粧品を買える場所がなく宅配に頼らざるを得ない」などの意見が寄せられている。
 今後の宅配・デリバリーの利用意向を尋ねた質問では、「通常通り利用する予定」(39.1%)が最多で、「利用を増やす予定」(5.9%)と合わせて79.0%の人が宅配・デリバリーの利用を続ける意向であることが明らかになった。
 なお、「利用を減らす予定」は34.4%、「利用しない予定」は19.6%となっている。宅配・デリバリーを「利用しない」理由については、利用にあたっての1回当たりの金額の大きさを指摘する意見がみられた。
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