MMD研究所は、コロプラのスマートフォンスマホ)向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」と共同で「2020年インターネットでのフードデリバリーサービスに関する調査」を実施した。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に在住する、スマホを所有する18~49歳の男女1144人を対象に、6月23~26日の期間に行われている。


 調査対象者に、知っているフードデリバリーサービスを尋ねたところ(複数回答)、「Uber Eats」(67.2%)が最も多く、「出前館」(64.0%)、「直営店(ドミノ・ピザ、マクドナルドなど)」(48.4%)が続いた。
 フードデリバリーサービスを知っていると回答した人に、フードデリバリーサービスを利用したことがあるかを尋ねた質問では、46.4%が利用経験があり、2019年の同様の調査と比較して16.5ポイント増えている。
 性・年代別で、1年以内にインターネットでのフードデリバリーサービスの利用経験をみると、30代男性(51.7%)と20代女性(57.5%)の利用率が高かった。
 フードデリバリーサービスを利用している人に、最も利用しているフードデリバリーサービスを尋ねたところ、「直営店」(32.8%)が最多で、「Uber Eats」(27.8%)、「出前館」(16.6%)が続く。
 2019年に行われた同様の調査と比較すると、「直営店」が7.7ポイント減、「Uber Eats」が15.8ポイント増、「出前館」が4.5ポイント減だった。
 フードデリバリーサービスを利用している人に、フードデリバリーサービスを利用するシチュエーションを尋ねた質問(複数回答)では、「料理をするのが面倒なとき」(55.8%)が最も多く、「その料理が食べたいとき」(40.0%)、「外食したいが家を出るのが億劫なとき」(28.7%)がランクインしている。
 フードデリバリーサービスの利用頻度は、「2、3か月に1回程度」(22.5%)が最多で、「1か月に1回程度」(17.3%)、「1か月に2~3回程度」(16.6%)がそれに続く。
 フードデリバリーサービスを利用している人に、フードデリバリーサービスを利用する際の決済方法を尋ねたところ、「クレジットカード支払い」(66.5%)がもっとも多く、以下「代金引換」(34.6%)、「クレジットカード以外のオンライン決済」(26.5%)がランクインした。
 フードデリバリーサービスを利用している人に、緊急事態宣言発令後における飲食店のデリバリーまたはテイクアウトの利用について尋ねた質問では、「デリバリーを利用した」が38.3%、「テイクアウトを利用した」が20.8%、「デリバリー、テイクアウトの両方を利用した」が25.8%で、合わせて84.9%の人がデリバリーまたはテイクアウトを利用したことが明らかになっている。
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