三井住友銀行は、さまざまなキャッシュレス化推進に向けた取り組みを進めてきたが、国内での現金利用機会の減少を踏まえ、手数料や各種優待サービスの提供方法の一部を見直す。最も利用者への影響が大きい項目は「コンビニATM手数料の改定」で、1回あたり現状より110円の値上げになるが、利用が集中する毎月25・26日の8時45分~18時の限り、条件なしに無料とし、実質的な負担増を回避する。


 さらに、毎月25・26日の8時45分~18時以外の時間帯は現状より110円引き下げ、他の日より220円安い1回110円とする。なお、25・26日が土日・祝日と重なる場合、25日はその前営業日、26日はその翌営業日が対象となる。
 ほかにも、取引状況に応じたATM手数料優待サービス(SMBCポイントパック)の改定、円貨両替手数料の改定、非居住者円建送金・国内外貨建送金における振込手数料の改定を行う。2020年6月に、三井住友カードが付与するポイントとの合算・相互利用が可能になったSMBCポイントサービスの改定はない。
 それぞれの改定日は異なり、コンビニATM手数料は21年4月5日、SMBCポイントパックの改定後の優待内容の適用は21年9月1日から。
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