米Indiegogo(インディゴーゴー)は、11月から日本貿易振興機構(JETRO)と共同で“日本発世界”を目指す企業をサポートする「ジャパン・ファーストトラックプログラム」を開始した。

 インディゴーゴーは、237の国と地域から月間約1800万人が集まる世界最大級の“購入型”クラウドファンディングプラットフォーム。
プロジェクトの実行者は、プラットフォームを通じて、世界中から資金を募ることができ、その対価として支援者に完成した製品や作品などを任意で提供する。インディゴーゴーでは、これまで90万を超えるプロジェクトが起案され、累計で約2100億円を超える支援を集めている。
 近年では、資金調達、製品の市場投入、グローバルブランドの構築と、海外展開サポートを一気通貫で行う「グローバルファーストトラックプログラム」の提供を開始しており、中国企業を中心に、すでに670を超えるプロジェクトが、累計270億円の資金調達とグローバル市場への参入に成功している。
 日本でも、数多くの企業が、資金調達をはじめ北米・欧州市場への展開、海外顧客とのリレーション構築など様々な目的でインディゴーゴーを活用している。例えば、世界初のスマートウィンドウを展開しているAtmoph、国内で数々の賞を受賞した環境にやさしいシャワーヘッドを展開している水生活製作所、またパナソニックは北米市場で、新商品のコンセプトを検証する目的で利用している。
 今回、インディゴーゴーでは日本製品のグローバル展開をさらに加速させるため、JETROと共同でジャパン・ファーストトラックプログラムを開始する。同プログラムでは、JETROとインディーゴーゴーからマーケティング、フルフィルメント(受注、在庫管理、発送から代金回収まで)、小売・配送、通訳・翻訳などのサポートを受けることができる。また、日本円でのファンディングが可能となり、日本の法人・個人としてグローバル市場への展開が簡単になるメリットもある。
 なお、同プログラムの開始に先だって、インディゴーゴーで企業のグローバル展開サポートに携わってきたHardware and Tech部門の代表者が、米クラウドファンディングのノウハウを伝えるオンラインセミナーを11月17日に開催する。過去にインディゴーゴーでキャンペーンを成功した企業を招いた座談会や個別相談会の実施も予定している。
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