全国の主要家電量販店やECショップからPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、11月のSIMフリースマートフォンスマホ)の販売台数前年同月比は222.3%。前月は196.0%の大幅伸長となったが、11月はさらにそれを上回った。


 好調な市場をけん引するのは、OPPOとシャープだ。ともに前年を大きく上回る販売台数を記録し、市場の拡大に寄与している。両社は、7月を境に急上昇に転じ、それまでトップだったファーウェイを抜いた。特に、OPPOは20%前後までシェアを高めている。
 シリーズ別の販売台数ランキングでは、OPPOの「OPPO Reno3 A」と「OPPO A5 2020」がツートップ、3位にシャープの「AQUOS sense3 lite」という結果だった。同社は、11月27日に発売した「aquos sense4」が早くも10位にランクイン。年末商戦の目玉になりそうだ。(BCN・大蔵 大輔)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
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