NTTドコモの「ahamo(アハモ)」をきっかけに、KDDI、ソフトバンクからも対抗プラン「povo」「LINEMO」が登場。デジタルネイティブ世代をターゲットとした「オンライン専用ブランド」として、そろって3月中にサービスを開始する。
しかし、「キャリアメール」を提供しないため、一部のコンテンツ提供企業は、自社サービスの利用者に対し、登録メールアドレスの確認・変更を呼びかけている。

 「@docomo.ne.jp」などで終わるキャリアメールは、そのキャリア(通信事業者)を契約した上で、正しく設定しないと送受信できない。この縛りが乗り換えを妨げているとして、総務省は「スイッチング円滑化タスクフォース」で、キャリアメールを継続利用できる仕組み(キャリアメールの「持ち運び」)の実現を目指し、検討を進めている。しかし、フリーメールの方がスマートフォンで使いやすい以上、キャリアメールは順次サービス縮小を図り、「回線契約とひも付いたキャリアメールは、会員制サービスの登録メールアドレスとしての利用には不適」と周知した方がいいとの見方もある。
 任天堂による商品・サービスの「サポート情報」に特化した、任天堂の公式Twitterアカウント、任天堂サポート(@nintendo_cs)は3月15日、「ニンテンドーアカウントのメールアドレスは、Webメール(GmailやYahoo!メールなど)にすることをおすすめします」とツイート。続けて、ahamo、povo、LINEMOのサービス名を挙げ、ニンテンドーアカウントの登録メールアドレスがキャリアメールのままの状態でこれらに乗り換えると、メールアドレス変更が本人自身ではできなくなると注意を喚起した。
 ahamo、povo、LINEMOは、「キャリアメールなし(キャリアメール継続利用不可)」以外にも、それぞれメインブランドの従来プランや、サブブランドとの違いがあるので、事前に注意事項に目を通そう。(BCN・嵯峨野 芙美)
【関連記事】
総務省「アクション・プラン」公表 キャリアメールの持ち運び検討など
「LINEギガフリー」のLINEMO、LINEフリーのLINEモバイル コスパを比較
スマホ乗り換え UQ mobile・ワイモバイル・ドコモahamoの比較
MNP転出手数料無料化、ソフトバンクは3キャリアで最も早い3月17日から
ピークを過ぎた端末ビジネス 価格より“価値”のスマートライフ提案は根付くか?(後編)
編集部おすすめ