コロナ禍の影響もあって電源タップ・コード市場の活況が続いている。2020年4月以降、9月を除く全ての月で例年を上回る動きを見せた。
家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」で明らかになった。

 2018年3月の販売数を「100」とした電源タップ・コード市場の販売数指数を算出したところ、20年4月以降、例年よりも2割から5割の水準で売り上げが増加した。要因は新型コロナウイルスの影響で自宅時間が増えたためだ。9月、10月はやや指数を下げたが、11月には再び「111.2」まで上昇。12月は過去3年で最高の「158.6」を記録した。21年に入っても勢いは続いており、直近3月の指数は「124.3」。この3年で市場規模は1.2倍に拡大した。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
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