みずほ銀行が提供し、全国90以上の金融機関が参画するスマートフォンスマホ)送金・決済サービス「J-Coin Pay」は、スマホのカメラで公共料金などの請求書からバーコードを読み込んで決済できる請求書払いサービス「J-Coin請求書払い」の提供を開始した。

 第一弾として、東京都が発行する自動車税種別割、固定資産税・都市計画税(23区内)、固定資産税(償却資産、23区内)、不動産取得税、個人事業税の納付書(バーコード印字があり、納付書一枚当たりの合計金額が30万円までの納付書)に対応し、2021年5月6日から、J-Coin Payで支払うことができる。
5月以降順次、東京都以外の自治体や民間事業者が発行する請求書の支払いにも対応していく。
 各スマホ決済サービスの請求書払いサービスに共通するメリットは、銀行窓口やコンビニなどに行かず24時間いつでも支払えること、支払額の0.5%などのポイント還元(還元の有無・還元率は決済サービスによる、J-Coin請求書払いはなし)、キャンペーンで付与された期間限定ポイント・チャージ残高の期限切れ前の消費などが挙げられる。
 東京都税は、従来から利用可能だったPayPayLINE Payに加え、J-Coin Pay、au PAY、d払い、PayB、モバイルレジの計7サービスにも対応し、2021年5月6日から支払い可能になっている。d払い請求書払い、J-Coin請求書払いは全国初導入となる。
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