●ドコモを使っていない人こそdカードがおすすめ
スマホ決済サービス・ウォレットサービスに登録しようとしたものの、登録可能なカードブランドやカード発行会社に制約があり、保有しているクレジットカードが利用できなかった経験のある人は多いかもしれない。その点、d払いは、「3Dセキュア(個人認証)」に対応するVisa/Mastercard/American Express(アメックス)/JCBの4ブランドのクレジットカードならどれでも利用可能。使いすぎを防ぐ抑止効果が期待できるデビットカード、プリペイドカードも利用できる。
ただし、d払いのお得なキャンペーンの大半は、支払方法にd払い残高、dカード、電話料金合算払い(ドコモ回線契約者のみ)を設定しないと対象外となってしまう。よって、電話料金合算払いが利用できない非ドコモユーザーは、キャンペーンの有無に応じて支払方法を変更する必要がある。
デメリットとして、d払いのアプリは、頻繁に再ログインが求められる傾向にある。レジで慌てないよう、d払い以外のキャッシュレス決済サービスも利用できる状態にしておこう。また、ドコモ回線と紐づいたdアカウントでd払いを利用する場合、ログイン時に原則SIM認証が必須となるので、従量課金制の「ギガライト/5Gギガライト」契約者は、外出中のアプリ再ログインやアプリアップデートを回避できるよう気をつけたい。
d払いアプリは、ポイントカード機能も備えており、面倒なID連携や電話認証なしに、アプリ内で簡単にモバイルdポイントカードの提示が可能。PayPay、au PAYにはないメリットは、この「dポイント」とのシンプルなシームレスな連携にある。dポイント加盟店(dポイントがたまる・使える店)は、メルカリ、リクルートの各サービスなどにも拡大していて、オンラインからリアルに進出した楽天ポイントとは逆のアプローチで、リアルとオンラインの連携を進めている。(BCN・嵯峨野 芙美)
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