Progateは、2014年の設立以来、「誰もがプログラミングで可能性を広げられる世界」を目指してレッスンを提供してきた。
今回、プログラミング学習を始める初学者の入り口となってきたProgateがQuestの提供を開始。期間限定の公開で、学習するレッスンの内容も更新される可能性がある。
最初に提供するQuestのレッスンは、問題を解くための学習が用意されておらず、自分の知識だけで問題が解けない場合はインターネットを活用するなどして、情報を調べながら解いていく必要がある。
レッスンは「コードリーディング問題」と「アルゴリズム問題」の2種類で、それぞれ三、四つのステップに分かれている。このレッスンには答えが用意されていない。実際の開発では様々な手法が用いられ、一つの答えは存在しない。そういった実際の開発のエッセンスを取り入れた、従来のProgateのコンテンツとはひと味違うものとなっている。
コードリーディング問題は、不具合を確認し、エラーを見つけ出し、修正をしていく問題。チームで開発していたアプリにバグが見つかり、コードを読みながら原因を見つけて修正を行う題材で、自分自身の力で解決に導く学習教材となる。Ruby on Railsの知識があると進めやすいレッスンとなっている。
アルゴリズム問題は、アルゴリズムを用いてより良い答えを探し出す問題。
Progateでは、将来的に初心者を脱した人を対象とした学習コンテンツを提供する予定があり、Questはその実験的なコンテンツとなる。初心者から一歩踏み出す学習を、一足先に無料で体験できる。
【関連記事】
テレワーク時代に求められるPCの条件は? 変形型ノートの最先端「dynabook V8」が示す新たな可能性
高校eスポーツの祭典「STAGE:0」、競技プログラミング大会も開催
ルンバをモチーフにしたプログラミングロボット「Root」、シンプル版が登場
親子別々に2台の「BenQディスプレイ」を使ってみた気づき
「スペースロボットコンテスト・Real」、福島ロボットテストフィールドで開催