KDDI、沖縄セルラーは、2003年11月に提供を開始したauの3G携帯電話向けサービス「CDMA 1X WIN」を22年3月31日で終了する。すでに18年11月7日に3G向けの各料金プランの新規申込受付を終了。
それ以降、当該サービス利用者にはau 4G LTEやau 5Gへの移行(4G LTE/5GのVoLTE対応機種への機種変更)をうながしている。
 

 サービスの終了に伴い、CDMA 1X WINサービス対応機種(3G対応auケータイ、かんたんケータイ、Androidスマートフォン、mamorinoなど)と「au VoLTE」に非対応の機種(auケータイのSHF31、iPhone 5s/5c、iPhone 5、一部のAndroidスマートフォン)、UQ mobileの「VoLTE非対応SIMカード」サービス(音声通話ありプラン)は、22年4月1日以降利用できなくなる。また、au VoLTE対応の「iPhone 6」とUQ mobileのVoLTE非対応SIMカードの組み合わせも利用できなくなる。
 該当する料金プランの契約は22年4月1日に自動解約または一時休止となり(契約解除料なし)、自動解約に伴う番号保管・一時休止も3カ月後の6月30日に終了する。対象者に対しては一部機種への無料機種交換サービスを提供している。なお、保有するaVoLTE対応機種へau ICカードを差し替えて利用するといった理由で継続利用したい場合の手続き方法は別途案内する。
 KDDIは非通信のスマートライフ分野に力を入れており、スマートフォン(スマホ)決済サービス「au PAY」と、インターネット銀行の「auじぶん銀行」の新規口座開設・セット利用をうながす「チャージでたまる!Pontaポイント還元プログラム」をはじめ、さまざまなキャンペーンを実施しており、いずれも高速・大容量通信のスマホの利用が前提となっている。
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