ソフトバンクは、5G(第5世代移動通信システム)の人口カバー率について、2022年1月末時点で85%を突破、基地局数も2万3000局超になったと発表した。目標としてきた「22年春頃に人口カバー率90%」には、残り5%となった。


 ソフトバンクは、政府が掲げる「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けて、5Gの基地局の整備を加速させるとともに、都市と地方での一体的な整備を進めている。デジタル田園都市国家構想とは、5Gをはじめとする先進的なデジタル技術で地方と都市の格差を縮め、日本全体の経済成長を目指す政策。
 高速・大容量の5Gネットワークは、5G/4G対応のソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOのいずれかと5G対応スマートフォン(スマホ)の組み合わせに限り、利用できる。iPhone 12以降のiPhoneと、ソフトバンクが取り扱う最新Androidスマホと、キャリアを問わず利用できるSIMフリースマホの多くは5Gに対応しており、多くの利用者に5Gサービスを利用してもらえるよう、全国のイベント会場や商業施設などでエリア対策も進めている。

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