総務省は、ウェブサイトで公的個人認証サービス対応スマートフォン(マイナンバーカードを読み取り可能なスマホ)を公開しているが、NTTドコモは、独自の「マイナンバーカードを読み取り可能なスマホ」一覧を公開した。

 マイナンバーカードは、一人一人に発行された、生涯変わらない12桁のマイナンバー(個人番号)が記載されたICチップ付きのカード。
マイナンバーカードを読み取り可能なスマホとは、マイナンバーカード活用サイト「マイナポータル」を利用することが可能なスマホを指し、仕様としてNFCが必須となるが、ドコモによると、ドコモのNFC対応機種とマイナンバーカードを読み取り可能なスマホは異なるという。
 iPhone 7以降のiPhoneは全てマイナンバーカードの読み取りが可能、Androidは一覧に記載された「らくらくスマートフォン」を含むシャープ、FCNT、ソニー、サムスン電子ジャパン、LG Electronics Japan、グーグル製端末なら読み取れる。
 マイナポータルのほか、新型コロナワクチン接種証明書アプリや、マイナンバーカード方式のe-Tax送信などにも、マイナンバーカードを読み取り可能なスマホが必要。ドコモや総務省が公開している対応機種一覧にない機種だと、新型コロナワクチン接種証明書アプリなどを利用できないので注意が必要だ。
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