新製品は、「乾燥フィルターレス」の構造を採用することで、乾燥運転後に毎回必要だった乾燥フィルターのお手入れの手間を軽減する。
具体的には、本体上面の乾燥フィルターをなくした「乾燥フィルターレス」の構造と、「乾燥ダクト自動おそうじ」、「洗濯槽自動おそうじ」、「ドアパッキン自動おそうじ」の三つの自動おそうじ機能でホコリや糸くずを洗い流して、「大容量糸くずフィルター」で捕集する。大容量糸くずフィルターは、従来のくし型から箱型に形状を変更して容量をアップし、約1カ月分のホコリや糸くずをまとめて捨てることができるようになった。これらの機能や構造を、楽にメンテナンスする「らくメンテ」と称して、洗濯から乾燥後のお手入れの手間を軽減する。
従来機種と本体サイズを変えずに洗濯の大容量化ニーズに応えた。また、温水ヒーターを新たに採用して水温を選んで洗える「温水ナイアガラ洗浄」では、衣類の除菌、黄ばみ除去や消臭、念入りに洗いたい場合など目的に合わせた水温で洗濯することができる。
乾燥ユニットのヒーター容量アップに加え、除湿性能を高めるアルミプレートを乾燥ダクトに採用することで、洗濯から乾燥までの時間を従来の約132分から約98分に短縮した(約25%減)。また、湿度センサーを採用して乾きムラを抑え、時速約300kmの高速風を衣類に吹きかける「風アイロン」で、シワを伸ばしてキレイに仕上げる。
さらに、アプリの「コンシェルジュ機能」で運転時間からコース選択ができるようになった。また、洗濯中の様子が見えるように、ドアに透明窓を採用した。
なお今回、BD-STX120Hに加え、「ビッグドラム」シリーズとして、「らくメンテ」でお手入れの手間を軽減するドラム式洗濯乾燥機BD-SX120H、BD-SV120Hと、スマートフォン連携機能を搭載した全自動洗濯機BW-X120Hなどの計5機種を発売する。
価格はオープン。市場想定売価は、BD-STX120Hが44万円前後、BD-SX120Hが41万円前後、BD-SV120Hが37万円前後、BD-NX120Hが43万円前後、BW-X120Hが26万円前後。
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