Natureは10月18日に、同社が開発・販売する次世代HEMSシステム「Nature Remo E(ネイチャーリモイー)」が、スマート分電盤に対応したことを発表した。また、「Nature Remo E」および「Nature Remo E lite」にて電力量の計測データをダウンロードできるようになるとともに、「Nature Remo E」が環境共創イニシアチブ(SII)の示すZEH補助金要件に適合している。


 「Nature Remo E」は、スマートフォンの「Nature Remoアプリ」を通じて家庭の電力消費量や太陽光発電システム、蓄電池といった電力量を数値として見える化し、連携した家庭の蓄電池やEVパワーステーションをコントロールできる製品。
 今回のスマート分電盤への対応によって、「Nature Remo E」でECHONET Liteに対応したスマート分電盤の追加が可能になり、エアコン、エコキュート、洗濯機、IH(電気コンロ)といったブレーカーに個別に接続された機器の電力量を確認できるようになった。
 さらに、「Nature Remo E」と「Nature Remo E lite」では、計測した電力消費量、太陽光発電の発電・売電量、蓄電池・EVパワーステーションにおける充放電量を、1時間ごとのデータとしてcsvファイル(ZIP形式で圧縮)でダウンロード可能になり、使用量の分析や国のZEH補助金の申請に役立てられる。
 あわせて、同社のECサイト「Nature Store」にて「Nature Remo E」の販売を再開するとともに、ZEH対応を記念したキャンペーンを10月20日~12月25日の期間に実施している。
【関連記事】
スマホアプリから手軽にエネマネができる「Nature Remo E」、lite版も発売決定
安くて手軽! スマートエネルギーハブ「Nature Remo E」を今夏発売予定
AI搭載HEMS「ミルエコmini」も対応、太陽光発電を賢く自家消費
シャープのクラウドHEMS新サービス、太陽光発電+蓄電池で電気代を削減
ヤマダ電機、ソフトバンクとHEMSでサブスクリプション事業
編集部おすすめ