ソフトバンクは、2022年4月からソフトバンクのスマートフォン(スマホ)・携帯電話の利用料金などに応じて付与している「ソフトバンクポイント」について、23年5月請求分から付与条件を変更すると告知した。

 ソフトバンクポイントは、Tポイントの付与の終了と入れ替えるかたちで、14年6月まで付与していた旧ソフトバンクポイントと同じ名称で復活した。
事前に設定することでPayPayポイントに自動的に交換できるため(ソフトバンクポイント1ポイントにつきPayPayポイント1ポイント)、実質的にはPayPayポイントによる還元といえる。
 23年5月請求分からは、対象料金の支払い方法が「PayPayカード、PayPayカード ゴールド」の場合のみ付与する。現在はポイントを付与しているPayPayカード以外のクレジットカード、口座振替、請求書払いは対象外。年会費1万1000円の新クレジットカード「PayPayカード ゴールド」は22年11月下旬以降、新規入会申込を受け付ける。
 なお、22年12月以降、ソフトバンクのスマホ・携帯電話の利用料金をPayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード、旧Yahoo! JAPANカードの家族カード、PayPayカードの家族カード含む)で支払う場合のポイント付与率を従来の1%(税抜き1000円につき5ポイント)から1.5%(税抜き1000円につき15ポイント)に引き上げる。また、ワイモバイル/LINEMOの料金支払い、SoftBank 光など固定インターネット回線のモバイル合算請求分の料金支払いでもソフトバンクポイントの付与を開始する。

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