冬といえばスキーのシーズン。日本中には多くのスキー場があり、スキーによく行く人でも全てを制覇するのは難しい。
実は今まで通っていたスキー場の近くに、それよりも自分好みのスキー場があることも考えられる。今回は隠れた人気スキー場を紹介する。ぜひ、スキー場選びに役立ててほしい。

●初心者でも安心のスキー場の選び方
 まずは初心者でも安心して利用できるスキー場の選び方を紹介したい。
●電車やバスで通って体力温存
 スキー場といえば、自家用車で行くイメージがあるかもしれないが、特に初心者の場合、スキーを楽しんだ後は疲れ切っているかもしれない。さらに雪道の運転に慣れていない場合は運転でも気疲れしてしまうため、帰りの運転が危険の可能性を秘めている。

 できれば電車やバスで通えるスキー場を利用し、体力を温存してほしい。スキー用具がレンタルできるスキー場なら少ない荷物で行けるため、さらにおすすめだ。
●自分のレベル/好みにあったコース
 スキー場は、傾斜や滑走距離など、それぞれに個性がある。自分のレベルや好みにあったコースがあるスキー場を選んでほしい。
 初心者の場合、初心者用と上級者用のコースが分かれていると安心だ。また、幅が広いコースの方がぶつかる危険性が少ないので、傾斜や滑走距離だけでなく幅にも注目してみよう。

●温泉があれば一石二鳥
 スキー場で滑っている間は暑いくらいだが、スキー場の気温は低く体の芯が冷え切ってしまう可能性がある。温泉が併設されていたり、近くにあったりするスキー場なら、しっかりと温まり疲れを癒やしてから帰宅できるだろう。
●穴場のスキー場を紹介
 それでは関東周辺にある穴場のスキー場3カ所を紹介しよう。
●子どもと一緒に楽しめる! 水上高原スキーリゾート
 水上高原スキーリゾートは群馬県にあるスキー場。新幹線が停車する駅からシャトルバスが出ているなど、都心からのアクセスが良いのが特徴となっている。また、スキーウェアを含むスキー用具一式がレンタルできるため、初心者でも安心して訪れることができるだろう。

 スキーだけでなく犬ぞり体験やスノーラフティングなどのアクティビティも充実しており、家族や友だちと訪れるのもおすすめ。隣接するホテルにある温泉の日帰り利用も可能で、一日中楽しめそうだ。
●懐かしい風景と温泉で癒やされる! 戸狩温泉スキー場
 戸狩温泉スキー場の魅力はなんといってもその懐かしさ。日本の田舎の風景や郷土料理など、都会で疲れた心を癒やしてくれるだろう。
 そんな懐かしさを感じさせる場所でありながら、北陸新幹線飯山駅、戸狩野沢温泉駅、上越自動車道豊田・飯山ICからいずれも30分以内という好立地も魅力的。雪の上を自転車で走る「雪ちゃりスノーライド」にもぜひ挑戦したい。

●池袋から約40分! 狭山スキー場
 都心からできるだけ時間をかけずにスキー場に行きたい、という人には「狭山スキー場」がおすすめ。西武線の西武球場前駅から徒歩3分の場所にあり、池袋駅から約40分でたどり着ける。有料駐車場も用意されており、圏央道入間ICから約20分で到着可能だ。
 雪深い地域ではないため、スキー場自体は屋内の人工雪を使ったものとなっている。ウェア付きのスキーセットのレンタルがあるため、本格的なスキー場デビュー前の練習にも良いかもしれない。
●スキーはウィンタースポーツの代表格
 一時期に比べれば人気が下がったとはいえ、スキーがウィンタースポーツの代表格であることに変わりはない。
スキーの起源は紀元前1万年から2500年にさかのぼるといわれているが、日本への伝来は意外と新しく、1911年にオーストリア人が伝えたといわれている。
 現在では冬季オリンピック競技で金メダルを多く獲得するなど、日本にスキー文化がしっかり根付いている。その魅力を体感しに出かけてみてはいかがだろうか。(ライター・ハウザー)

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