●「インフラゼロでも暮らせる家」実証実験
「ゼロ・プロジェクト」のコンセプトは“ゼロの家 -この家があればなにもいらない-”で、「インフラ・ゼロ」「カーボン・ゼロ」「リビングコスト・ゼロ」「災害リスクゼロ」の四つの“ゼロ”を目標として、実証実験を行っていく。
「インフラ・ゼロ」としては、エネルギーや水を自ら生成する仕組みをつくることで、既存のインフラに頼らない家を目指す。
「カーボン・ゼロ」では、太陽光発電や廃棄物発電などの再生可能エネルギーを活用することで、温室効果ガスの排出を実質ゼロにする。
「リビングコスト・ゼロ」としては、取得したエネルギーの効率的な利用・廃棄・排泄物の処理コストをかけないことによって、生活に必要なエネルギーコストを実質ゼロにすることを目指す。
「災害リスクゼロ」では、生活インフラの自給自足と、どこにでも移動可能な機能を備えることで、自然災害のリスクを回避する。
今後は、テクノロジーの検証を行った上で、プロトタイプを開発するとともに、実証実験として実際に生活する人の募集を予定している。実証実験の検証を経て、2024年以降に「インフラゼロでも暮らせる家」の実用化を目指す。
四つの“ゼロ”の実現に向けては、U3イノベーションズ、モノクロームとも連携し、具体的な実証実験を進めていく。
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