●日本全国の通信エリアで高速データ通信が無制限!
従来の「Rakuten UN-LIMIT VII」同様、月間データ利用量に応じて月額料金が変わり、3GB以下は980円(税込1078円)、3GB超20GB以下は1980円(税込2178円)、20GB超はどれだけ使っても2980円(税込3278円)。これまでは国内のパートナー回線エリア(au回線エリア)は月間5GBまでの制限を設けていたが、新プランではau回線エリアも楽天回線エリア同様、データ通信無制限となる。
6月1日以降、無制限でデータ通信を利用できる楽天回線エリアとパートナー回線エリア(国内)を合わせた4G人口カバーは率99.9%に達し、パートナー回線から楽天回線へのエリア切り替えに生じていたタイムラグも解消する。
サービス提供を予告していたデスクトップ版「Rakuten Link」を、今年8月1日に提供開始することも発表した。スマートフォンに加え、PCでもメッセージや通話が利用できるようになり、楽天モバイル独自のメリットとして訴求していく。
さらに5月下旬(予定)から総務省の「MNPワンストップサービス」に対応するほか、6月からデータSIM(eSIM)のワンクリック申し込み・開通を開始し、店頭手続き時の事務手数料無料やオンライン手続きでの新規申込や乗り換えのしやすさをアピールして回線数増加につなげていく。
なお、パートナー回線エリアの高速データ容量制限の撤廃により、パートナー回線(国内)のデータチャージやデータ残容量通知、データ高速モードの提供は終了する。
5月12日に開催した「楽天モバイル プレスカンファレンス」で、三木谷浩史会長は、楽天モバイルがMNO第4のキャリアとして市場参入した成果として日本の携帯電話・スマートフォンの料金が下がったと説明。「スマホは基本的人権」と記載したスライドを示し、つながりやさの改善と、楽天ならではのサービス拡充を進めていく方針を示した。
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