BCNは7月10日、デジタル家電の実売データを集計する「BCNランキング」に基づき、主要な111のカテゴリ(ハードウェア88、ソフトウェア23)について、2023年上半期(1月-6月)に最も販売数が多かった「上半期No.1メーカー」を発表した。
●上半期、AHSがクリプトン・フューチャー・メディアをかわしてトップに
今回集計した全111カテゴリでみた実売状況によると、23年上半期のデジタル家電市場は、販売数は前年同期比94.7%、販売金額は同96.9%。
カテゴリ別にみると、販売台数で25カテゴリ、販売金額で47カテゴリが前年実績を上回った。主要カテゴリの中で最も伸び率が大きかったのはPLCで、販売台数で715.1%を記録。販売金額でも320.1%で最も大きな伸びを示した。
前年からトップが交代したカテゴリのうち、デジタルカメラ(レンズ一体型)はソニーに代わってキヤノンが24.2%でNo.1を奪取。逆にデジタルカメラ(ミラーレス一眼)では、22年トップのキヤノンからソニーが32.9%でNo.1を奪った。また、今回から対象に加えた双眼鏡では、ケンコー・トキナーが30.9%でNo.1を獲得した。
このほかの注目カテゴリは、「初音ミク」のヒット以来、クリプトン・フューチャー・メディアが12年連続でメーカー別年間販売数1位を獲得していたサウンド関連ソフト。23年上半期は、次世代歌声合成ソフト「Synthesizer V」向け歌声データベースが好調なAHSがシェア30.7%を占め、トップに立った。
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AHS、「Synthesizer V AI 重音テト」4月27日発売
●上半期、AHSがクリプトン・フューチャー・メディアをかわしてトップに
今回集計した全111カテゴリでみた実売状況によると、23年上半期のデジタル家電市場は、販売数は前年同期比94.7%、販売金額は同96.9%。
いずれも減少したものの、昨今のインフレを反映し、87カテゴリで平均単価は前年を上回った。
カテゴリ別にみると、販売台数で25カテゴリ、販売金額で47カテゴリが前年実績を上回った。主要カテゴリの中で最も伸び率が大きかったのはPLCで、販売台数で715.1%を記録。販売金額でも320.1%で最も大きな伸びを示した。
前年からトップが交代したカテゴリのうち、デジタルカメラ(レンズ一体型)はソニーに代わってキヤノンが24.2%でNo.1を奪取。逆にデジタルカメラ(ミラーレス一眼)では、22年トップのキヤノンからソニーが32.9%でNo.1を奪った。また、今回から対象に加えた双眼鏡では、ケンコー・トキナーが30.9%でNo.1を獲得した。
このほかの注目カテゴリは、「初音ミク」のヒット以来、クリプトン・フューチャー・メディアが12年連続でメーカー別年間販売数1位を獲得していたサウンド関連ソフト。23年上半期は、次世代歌声合成ソフト「Synthesizer V」向け歌声データベースが好調なAHSがシェア30.7%を占め、トップに立った。
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