●「もっと Tokyo」「全国旅行支援」などで回復傾向に
22年度の利用者数が前年度を大幅に上回ったのは、「もっと Tokyo」「全国旅行支援」などの観光促進事業が実施され、徐々に回復傾向をみせたことが要因。7~8月は新型コロナウイルス感染症の第7波の影響で低調に推移したが、もっと Tokyo再開の9月に感染状況が落ち着き始め、10月の全国旅行支援によって順調に予約が伸びた。
今年に入ってからは、2月にコロナ禍前の18年同月比でオープンバスの利用者数が約2倍、オープンバスを含む全体の利用者数が約74%まで回復。3月は、例年よりも早く桜の開花宣言と見頃を迎えたことから、桜を観賞するコースを中心に利用者数が大幅に増加した。5月は最繁忙期であるゴールデンウィークの観光需要が高く、22年度で最も多くの利用者を獲得。6月も堅調に推移した。
●インバウンドの利用者増を目指す
23年度については、新型コロナウイルス感染症の「5類」移行を受けて旅行をしやすい環境が整ったことから、需要がさらに高まることを期待しているという。また、インバウンドに関して入国制限が緩和されて以降増加傾向にあることを受け、6月末から約3年3カ月ぶりに英語で案内する都内観光3コースの運行を再開。今後は、多言語自動ガイドシステム対応のコースを追加する予定で、インバウンドの利用者増を目指す。
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