ヤフーは2023年秋に、「ヤフオク!」を「Yahoo!オークション」に、「PayPayフリマ」を「Yahoo!フリマ」に、それぞれサービス名を変更する。

●オークションとフリマを「ヤフー」ブランドに統一
 今回のサービス名変更は、「ヤフー」ブランドへの統一によってサービス連携をさらに強化し、両サービスの併用を促進することを目的に行われる。

 あわせて、「Yahoo!オークション」と「Yahoo!フリマ」をより身近に利用してもらうべく、サービスのデザインを刷新する。また、今後さまざまな機能拡充を通して、出品者はより早く・より高く・より適切な販売方法で売ることができるようにするとともに、購入者にとってはより簡単に多種多様な商品から、自身にあった商品を見つけられるプラットフォームの提供を目指す。
 なお、「Yahoo!オークション」「Yahoo!フリマ」へのサービス名変更後も、出品された商品が落札・購入された際にかかる手数料の変更は行われない。
 「ヤフオク!」では、7月に匿名配送取引をよりおトクな価格で利用可能にするとともに、「PayPayフリマ」と「ヤフオク!」でのシームレスな購入体験を実現すべく、10月よりサービス名称変更に加えて、より使いやすさを追求したデザインへ商品詳細ページを順次リニューアルする。
 同じく10月からは順次、「Yahoo!フリマ」の商品を「Yahoo!オークション」上で検索できるようにし、サービスを切り替えることなく購入可能にしていく。なお、同機能はブラウザ版からリリースされ、その後アプリ版への展開を行う。
 そのほか、「PayPayフリマ」では9月に動画出品の縦型対応、2023年中にグッズ交換機能のAndroid版への対応を予定している。
【関連記事】
PayPay残高へチャージ最小金額が変更、銀行口座からは引き上げ、フリマ売上は引き下げて「1円以上」に
ヤフオク!とPayPayフリマが「置き配」対応、受取場所の指定が可能に
PayPayフリマ、初回の販売手数料を無料に 出品で500円相当のPayPayボーナスを付与
日本郵便とヤフー、宛名なしで郵便ポストに投函するだけの「ゆうパケットポスト」開始
10月1日からの値上げやルール変更に注意 ヤフー運営サービスでのPayPay支払い特典(基本付与分)は0.5%に半減
編集部おすすめ