弥生は10月11日に、「つながる、はじまる、もっといい未来」をコンセプトに、サービス同士がシームレスにつながり、経営や業務が円滑に進む未来を目指すクラウドサービスとして、新ブランド「弥生Next」を発表した。

●第一弾は「弥生給与Next」と「やよいの給与明細Next」
 今回の新ブランド「弥生Next」立ち上げは、「社内外のバックオフィス業務がゼロになる」「会社の状況がわかる」「経営の意思決定ができるパートナーへ」といったバリューを提供するプラットフォームを目指して行われている。

 「弥生Next」は、「会計」「商取引」「給与労務」の提供領域が起点となり、周辺の各種クラウドサービス・ネットワークとの連携や金融機関とのデータ連携などを通じて領域を広げるとともに、同社の保持するビッグデータを背景に、これまでの業務効率化支援に留まらない、AIによる分析や同業他社との比較を通じた事業者の「業績向上」につながるサービスも視野に入れた進化を目指す。
 第1弾としては、年末調整をデジタル化できる「弥生給与 Next」と、給与明細書をウェブ上で従業員と共有可能な「やよいの給与明細 Next」の提供を、10月20日に開始する。また、今後は会計領域と商取引領域のプロダクト、さらには周辺サービス連携についても順次拡充を予定している。
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