ローソン銀行は、全国のローソン店舗などに設置しているローソン銀行ATMでの入出金取引後、共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」のPontaカードを挿入することで、Pontaポイントを加算する新しいサービス「ローソン銀行ATM Pontaポイントたまるサービス(愛称:ぽんたまATM)」を10月10日に開始した。ATMでPontaカードのPonta会員IDを読み取り、ポイントを加算する機能をもたせるのは、同行が初めてとなる。


●今はPontaカードのみ、今後はPontaアプリにも対応予定
 「ぽんたまATM」は、ローソン銀行ATMで対象となる金融機関の入出金取引後、Pontaカードを挿入すると、月1回、基本ポイント5Pontaポイント、ボーナスポイント5Pontaポイントの合計10Pontaポイントを加算するサービス。ATMでPontaカードを直接読み取ることで、現在提供している「ローソン銀行 ATMスタンプカード」(スタンプカード)の初回登録とポイント加算の登録手続きの導線を抜本的に改善したため、より簡単に登録可能となった。今後はPontaアプリでの登録にも対応する予定。
 対象となる取引きは、対象となる金融機関の入出金取引き。現金チャージ、各種海外送金、海外発行のカードなどは対象外。対象となるPontaカードは、Pontaカード、プリペイド機能付きPontaカード、クレジット機能付きPontaカード。
 2021年9月に開始したスタンプカードは、今年9月30日時点で61万人のPontaカード所持者に利用されている。今回、スタンプカードに加えて「ぽんたまATM」を開始することで、さらに多くのPonta会員にATMをより楽しくおトクに利用してもらうことを目指す。将来的には、ATMなどを介した顧客ニーズに合わせた情報提供や新しい顧客体験の提供などの可能性も検討していく。
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