伊賀鉄道、2024年3月9日からICOCAの利用を開始
伊賀鉄道、3月9日から全線でICOCAが利用可能に。IC定期券をまとめられる「伊賀鉄道ICOCA定期券」も発行 画像（1枚）
　伊賀鉄道は3月9日に、かねてより導入準備を進めてきた西日本旅客鉄道（JR西日本）のICOCAによるサービスを、全線（伊賀上野駅～伊賀神戸駅間）にて開始する。

●「伊賀鉄道ICOCA定期券」も利用可能に
　今回の、伊賀鉄道におけるICOCAサービスの開始によって、チャージ済みICOCAおよび全国の交通系ICカードを、各駅に設置されるIC改札機にタッチすることで乗車区間の運賃が自動的に精算され、支払えるようになる（PiTaPaのポストペイ機能には非対応）。

　あわせて、伊賀鉄道の定期券ときっぷの機能を併せ持つ「伊賀鉄道ICOCA定期券」も発行される。「伊賀鉄道ICOCA定期券」は、伊賀鉄道と近畿日本鉄道（近鉄）やJR西日本などのIC定期券を1枚にまとめることができ、駅でのスムーズな乗降や乗り継ぎを実現する。
　伊賀鉄道では、青色のICOCAカードやSMART ICOCAに加えて、KIPS ICOCAカードでも利用可能で、モバイル端末のICOCAやPiTaPaなど他の交通系ICカードには、「伊賀鉄道ICOCA定期券」のような定期券のとりまとめ機能は付加できない。
　なお、「伊賀鉄道ICOCA定期券」の情報は、「伊賀鉄道ICOCA定期券内容控」に印字される。

【関連記事】
近鉄ICOCAポイント還元サービス、2024年2月開始　回数券は一部を除き発売終了
伊予鉄道など、「ICOCA」や「Suica」など交通系ICカードを導入
モバイルICOCAが運用開始！　使い方をわかりやすく解説
JR西日本「モバイルICOCA」、iPhoneとApple Watchに対応！
「モバイルICOCA for Android」、3月22日10時から順次アプリダウンロード開始
編集部おすすめ