●「C+pod」のカーシェアステーションを世田谷区・横浜市に設置
東急バスは、移動手段の多様化が進む中で乗車定員が約1.5倍の連節バスやオンデマンドバスの運行、自動運転モビリティの実証実験といった、さまざまな取り組みを進めてきた。
同社は今回、移動手段の多様化による地域の利便性向上や街の活性化を目的に、小型EVやEVスクーターなどのモビリティシェアサービス「HELLO MOBILITY」に運営事業者として参画し、小型EVのステーションを2カ所設置した。東急バス等々力操車所、オアシスたまプラーザのステーションにそれぞれ1台ずつ、計2台の小型EV「C+pod」を配置したほか、2023年度に「横浜市版脱炭素化モデル事業」として選定された「田園都市線たまプラーザ駅北側エリア・脱炭素推進モデル事業」として行っている、田園都市線たまプラーザ駅北側に位置する次世代郊外まちづくりの活動拠点「WISE Living Lab」にもステーションの設置を予定している。「WISE Living Lab」には、太陽光発電設備、蓄電池、モビリティ充電器などを設置することによって、発電した電力を活用した「C+pod」の充電を可能にする。
今後は、「HELLO CYCLING」や「HELLO MOBILITY」のステーションを増やしていくことで、バス路線に加えてシェアサイクルや小型EVなど環境にもやさしい多様なモビリティを選択できる環境を整え、地域の人々の移動利便性向上、地域活性や街の価値向上、脱炭素社会へとつなげていく。
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