スマートリング「EVERING」、公共交通機関でVisaのタッチ決済による乗車が可能に
EVERINGによる利用イメージ 画像（1枚）
　EVERINGが販売しているキャッシュレス決済とスマートロック解除機能を備えたスマートリング「EVERING」は、公共交通機関でVisaのタッチ決済による乗車に対応した。

●拡大する「タッチ乗車」
　全国各地の鉄道やバスなどの電公共交通機関において、「Visaのタッチ決済」を含む「タッチ決済」の実証実験が行われており、これまで対象外だったEVERINGでも、Visaのタッチ決済に対応した公共交通機関での利用が可能になった。

　なお、2024年6月以前にEVERINGを使って公共交通機関への入場を試みた人は、鉄道などの事業者側でEVERINGの利用を停止（乗車拒否リストへ登録）されている場合がある。そのため、初回利用時においてEVERINGを利用できない場合、駅員のいる窓口などで乗車拒否リストからの解除を相談する必要がある。
　タッチ決済は、国内外で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法。対応端末にタッチ決済対応のカード（クレジット・デビット・プリペイド）または、同カードが設定されたスマートフォンやスマートリングなどをかざすだけで、スピーディーに安心・安全に支払いが完了する。すでに多くの公共交通機関がクレジットカードなどのタッチ決済を利用した乗車サービスの正式導入や実証実験を開始しており、京浜急行電鉄、西武鉄道、首都圏新都市鉄道（つくばエクスプレス）、札幌市営地下鉄、都営地下鉄、ゆりかもめなどが今後、一部の駅または全駅で実証実験の実施を計画している。
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