ニトリは11月22日、ドラム式洗濯乾燥機を全国のニトリ店舗とニトリネットで販売を開始したと発表した。価格は「ND100KL1(標準洗濯容量10kg/標準乾燥容量5kg)」が9万9900円、「ND120KL1(同12kg/同6kg)」が12万9900円。
乾燥方式はいずれもヒーター式となる。

「ND100KL1(標準洗濯容量10kg/標準乾燥容量5kg)」は
9万9900円
●「高すぎる」「設置できない」を解消
 共働き世帯の増加に伴い、洗濯~乾燥まで仕上げてくれて、家事負担が軽減されることから人気が高まっているドラム式洗濯乾燥機だが、ニトリの調査では家庭での普及率は約25%にとどまる。
 普及が進まない要因についてニトリが調査を実施したところ「価格が高すぎる」「サイズが大きくて設置できない」という二つの理由があることが分かったという。
 新製品は(1)10kgながら縦型洗濯機より小さいコンパクトサイズ、(2)60分の「特急洗乾コース」、(3)乾燥フィルターを毎回自動で洗浄――の三つを特徴とする。
 (1)では、幅600×高さ857×奥行き595mmというコンパクトなサイズを実現。設置場所や搬入経路の問題で購入を諦めていた人にもおすすめとする。
コンパクトサイズを実現
●洗濯するたびに乾燥フィルターの糸くずと埃を自動で洗い流す
 (2)では、ニトリによる調査の結果、乾燥機能を毎日使用する人は20%であることが分かった。理由として「乾燥に時間がかかる」という声が多く挙がった。そこで2kgの衣類を60分で洗濯~乾燥まで終了する「特急洗乾コース」を搭載した。
 すき間時間での洗濯や、洗い忘れた洋服を急いで洗濯~乾燥したいときに便利な機能とする。
特急洗乾コース
 (3)では、乾燥機能を使うたびに、乾燥フィルターを本体から取り外しての手入れする手間を省いた。洗濯するたびに糸くずと埃を自動で洗い流すため、手入れをする必要がない。
ただし、週に1回程度の排水フィルターの手入れは必要となる。
乾燥フィルターを自動で洗浄

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