寒い季節になると、地味に気になるのが脱衣所の寒さ。せっかく湯船で温まった身体が、脱衣所で一気に冷えてしまうのは身体にも良くないだろう。
辛い思いをしている人も多いようで、ネット上では様々な脱衣所の寒さ対策が寄せられていた。

冬に気になる脱衣所の寒さ
(画像はイメージ)
●様々な工夫が寄せられている「脱衣所の寒さ対策」
 もっとも多く挙がっていたのが、脱衣所にファンヒーターや電気ストーブなどの暖房器具を置く方法。短時間で部屋を暖められて、手軽で効果的な方法として支持されている。
 しかしその一方で、「お風呂に入っている間もつけっぱなしにするのは怖いでしょ」「狭い脱衣所に暖房器具を置くのは不安だよね」といった声も少なくない。スペースも広くない脱衣所に暖房器具を置くのは、安全面から考えると避けたい方法でもある。
 脱衣所の寒さ対策として浴室暖房を活用するというテクニックも。浴室に暖房機能が備わっている場合、「お風呂に入る前にドアを開けて浴室暖房を作動させて、脱衣所にも暖かい空気を送るようにしてる」「お風呂から出る前にしばらくドアを開けて、暖気を脱衣所に流してるよ」といった工夫の声が寄せられている。
 また最近、リビングと脱衣所が廊下を挟まずにつながっている間取りの住宅が増えている。その場合は寒さ対策も簡単なようで、リビングの暖房を活用して「脱衣所のドアを開けてリビングの暖気をいきわたらせる」ことで問題なく対応できるようだ。
 中には脱衣所を使わないという選択肢も。「バスタオルを浴室に持ち込み、浴室内で体をしっかりと拭ききってから出るようにしてる」「面倒だけど、パジャマを着るのも浴室内で済ませてる」との声があがっていた。
 住居内の寒暖差はヒートショックにも繋がる恐れがあるので、しっかりと対策したいところ。
住宅環境や家族構成によって脱衣所の寒さ対策は様々だが、快適なお風呂時間を過ごせるよう、効果的な対策を検討してみてはいかがだろうか。(フリーライター・井原亘)
■Profile
井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている
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