ニューズドテックは、AppleのiPhone16e発表前と発表後におけるiPhoneSEシリーズの販売台数が前週同期比で264%(2月12~18日、2月19~25日の比較、SE第2世代とSE第3世代の合計)、前月比で見ると400%を超える大幅な伸びを記録したことを発表した。ここまで伸長するiPhoneも珍しく、これはSEシリーズがiPhoneファンのなかで人気がある証拠といえる。
ニューズドテックでは、この状況を受けて2月26日からiPhoneSEシリーズの在庫を大幅に拡充し、SEファンのニーズに迅速かつ確実に対応していく。

●物理ボタンの使いやすさやコンパクトなデザインが支持
 iPhoneSEシリーズは、中古市場で長らく1位を獲得したiPhone8シリーズの後継機で、SEシリーズがもつ物理ボタンの使いやすさやコンパクトなデザイン、シンプルな機能が多くのユーザーに支持され続けてきた。ニューズドテックが運営するECサイトの2025年1月度のiPhone販売数ランキングでは、1位がiPhoneSE第2世代 64GB(2020年)、2位がiPhone8 64GB(2017年)、3位がiPhone7 32GB(2016年)と、5位にiPhoneSE第3世代 64GB、7位にiPhoneSE第3世代 128GBとトップ10にSEシリーズが3機種ランクインした。
 新品市場での入手が困難なSEシリーズ。中古市場でその需要は年々高まっていたなかで、iPhone16e発表直後、ニューズドテックが運営するECサイトでは販売台数が前週同期比で260%と急激な増加が確認された。ニューズドテックEC事業部責任者の松崎剛士氏は、「iPhoneファンの誰もが期待していたiPhoneSE第4世代。ところが発売されなかった。発表翌日は、当社が用意していたSEシリーズの在庫が0になるほど。この急激な増加に対応できるように在庫の拡充を急いでいる」とコメントしている。
 ニューズドテックは、インターネット通販、法人営業合わせて年間25万台の携帯端末(フィーチャーフォン、スマートフォン、タブレット)を販売している。今回発表した販売数ランキングは、ニューズドテックが運営するECサイト(楽天市場、Yahoo!ショッピング、バックマーケット他含む全12サイト)による2月度のオンライン販売の結果(2025年2月1~25日)を集計したもので、端末はすべてSIMロック解除済み(SIMフリー)のものとなる。
 2月度の販売数ランキング(2月1~25日まで)では、1位がiPhoneSE第2世代 64GB、2位がiPhoneSE第3世代 64GB、3位がiPhoneSE第3世代 128GBという結果となった。
松崎氏は、「SEシリーズがトップ3を占める状況は続くと見ている。2025年の中古市場の予測としては、SEシリーズが継続的に上位をキープしながら、iPhone13に加えiPhone14シリーズがランクインしてくると予想している」(松崎氏)と分析している。
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