LINEヤフーは5月22日に、同社の提供する乗換検索アプリ「Yahoo!乗換案内」(iOS版、Android版)における検索データをもとに集計した、2025年のゴールデンウィークに検索された目的地のランキングを発表した。

●ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは6位
 同ランキングでは、「Yahoo!乗換案内」において提供している、目的地を駅名ではなく施設に設定可能な「ドアtoドア検索」で、2025年のゴールデンウィーク期間中にどのような目的地が検索されたかを示す「目的地ランキング エリア別TOP10」と、2024年と比較して検索増加率の高い「都道府県の検索増加数ランキング」を発表している。

 「目的地ランキング エリア別TOP10」によれば、関西エリアでは4月13日に開幕した「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」が1位となり、万博会場の地名である「夢洲」も3位にランクインするなど、万博への関心の高さがうかがえる。また、4位には2024年のランキングではランク外だった「アドベンチャーワールド」がランクインしている。
 関東エリアでは、5月3~6日にロックフェス「VIVA LA ROCK 2025」が開催された、「さいたまスーパーアリーナ」が1位となった。
 北海道・東北エリアでは、2024年に引き続きスポーツ施設が上位を占めており、3位には2位の「エスコンフィールドHOKKAIDO」がある「北海道ボールパークFビレッジ」がランクインしている。また、2024年まではランク外だった「弘前城」(5位)、「五稜郭タワー」(10位)といった桜の名所もランクインした。
 「都道府県の検索増加数ランキング」では、「Yahoo!乗換案内」の到着地に駅や施設を指定した検索の伸び率を、都道府県ごとに2024年と2025年のゴールデンウィークで比較している。
 2024年と比較して検索の増加率が伸長した都道府県の1位は「玉川温泉」「CNAアリーナ☆あきた(市立体育館)」「ソユースタジアム」といった、観光地やスポーツ施設などの施設の検索が幅広く増加した「秋田県」、2位は「アドベンチャーワールド」のある「和歌山県」、3位は織田信長が天下統一の拠点とした岐阜城があり、4月26日には織田信長の楽市楽座をイメージした、グルメやショッピングを楽しめる新名所「岐阜城楽市」がオープンした「岐阜県」だった。
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