●じぶんの住所を7桁の英数字で伝えられる
「デジタルアドレス」は、日本郵便が提供する「ゆうID」に登録している住所を7桁の英数字に変換できるサービス。既存の住所の代わりに「デジタルアドレス」を利用することで、住所の全文(郵便番号を含む都道府県から町域、建物情報など)を簡潔に伝えることができ、一生涯にわたり、転居しても変わらない「デジタルアドレス」を持ち続けることも可能になる。
この新たな仕組みにより、住所入力の簡略化や、各種サービスにおける利便性の向上を目指す。ただし、あて名として「デジタルアドレス」の記載のみで郵便物・荷物を送ることはできず、郵便番号、住所または居所、氏名の記載が必要。
サービス開始時点では、日本郵便が提供する郵便局アプリのゆうパック・ゆうパケットの「送り状作成機能」で利用できる。さらに今後、日本郵便内外でサービス連携を拡大していく予定。新サービスの開始にあわせ、公式「郵便番号・デジタルアドレスAPI」の提供も開始した。
【注目の記事】
マイナンバーカードの機能をiPhoneに搭載へ、2025年春後半に
一律必要だった「児童手当の現況届」の提出、原則不要に 負担軽減
デジタル庁、「マイナンバーカードの市民カード化」モデル事業の採択結果を公表
確定申告をより簡単に、より便利に 期待高まる税務行政のDX
タダ乗りか相応のコスト負担か 物流のラストワンマイル問題を考える