水平器の老舗メーカーアカツキ製作所は身体に装着して使用するウエアラブルデバイス「Kiriri姿勢チェッカー」の製品化を進めている。7月27日までの期間限定で、2025年大阪・関西万博「京都パビリオン」ゾーンで展示と体験型デモンストレーションを行っている。


 「Kiriri姿勢チェッカー」は、日々の姿勢をリアルタイムで可視化し、ユーザーの姿勢改善をサポートするセンサー型のウエアラブルデバイス。建築・土木・工業製品で「傾き」を可視化してきた水平器の専門メーカーとしての技術や経験を生かした製品だ。また、センサーやアプリケーションの開発だけでなく、製品の組み立てまでを同社が一貫して行っている日本製デバイスとなっている。
 Y軸(前後)とX軸(左右)の角度データをリアルタイムで受信し、姿勢の良さを計測する。Android Studioを用いた開発環境で、Pixel Watch 3との互換性を持ち、ウォッチ画面上にY軸・X軸の角度変化を折れ線グラフで可視化。時系列での姿勢の変化を視覚的に把握できる。
 姿勢に応じてパーソナライズされたフィードバックメッセージをリアルタイムで表示することで、ユーザーの意識向上と継続的な改善を支援する。
 また、現在の姿勢を「基準」として記憶できるキャリブレーション機能を搭載。体型や姿勢の特性に合わせた最適な基準設定を行うことが可能だ。
 同製品は、大阪・関西万博でのフィードバックを反映し、2025年内の完成・リリースを目指している。
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