武田科学振興財団は9月10日に、2025年度「武田医学賞」を、片桐秀樹博士と佐藤俊朗博士に贈呈することを発表した。

●受賞者には賞状、賞牌、楯ならびに1件につき副賞3000万円を贈呈
 「武田医学賞」は、日本でもっとも伝統のある医学賞の1つであり、医学界で顕著な業績を挙げて医学および医療に優れた貢献を果たした研究者に贈られる。

 1954年に武田薬品工業の創業170周年記念事業の1つとして設けられ、1963年の武田科学振興財団設立とともに財団事業として継承し、2025年度で創設71年目を迎える。同賞の受賞者数は、2025年度を含め143名に達している。
 2025年度「武田医学賞」を受賞した片桐秀樹博士は東北大学の教授であり、受賞テーマは「臓器間ネットワークによる個体レベルでの代謝制御機構の解明」。
 同じく2025年度「武田医学賞」を受賞した佐藤俊朗博士は慶應義塾大学の教授であり、受賞テーマは「微小環境ニッチによる組織幹細胞制御機構の理解と応用」。
 11月12日18時から、オークラ東京(東京都港区)にて開催される授賞式では、受賞者に対して賞状、賞牌、楯、および1件につき副賞として3000万円が贈呈される。
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