●事前に「iPhoneのマイナンバーカード」を設定すれば面倒なログインは不要に
従来は国税庁のウェブサイトの「確定申告書等作成コーナー」で作成した所得税などの申告書や青色申告決算書・収支内訳書などのe-Taxによる送信時にマイナンバーカードをスマートフォン(スマホ)で読み取る必要があったが、25年1月に「スマホ用電子証明書」に対応し、「スマホ用電子証明書」を搭載したAndroidスマホなら、マイナンバーカードを読み取って利用者証明用電子証明書のパスワードを入力することなく、申告書などの作成・e-Tax送信ができるようになった。
さらに25年度分の確定申告から、今年6月24日にスタートした「iPhoneのマイナンバーカード」にも対応し、「確定申告書等作成コーナー」で作成した申告書などについて、Androidスマホ同様、事前に「iPhoneのマイナンバーカード」を設定したiPhoneの生体認証でe-Tax送信が可能になる。
なお、マイナンバーカード・電子証明書の有効期限が切れている場合はe-Tax手続きは利用できない。有効期限はマイナンバーカード・電子証明書ともにカード発行から5回目または10回目の「誕生日」となるため(電子証明書は年齢を問わず5回目の誕生日まで)、確定申告シーズンの2~3月に誕生日を迎える人は注意が必要だ。
国税庁によると、マイナポータル連携を利用して申告書をe-Tax送信する人は毎年増えており、25年分の確定申告では、約310万人がマイナポータル連携を利用して確定申告したという。
マイナポータル連携の機能強化のため、26年1月以降、「生命保険契約等の一時金・年金」「損害保険契約等の満期返戻金等・年金」(対象の保険会社のみ)と、「ふるさと納税以外の一部の寄附金」が新たにマイナポータル連携の対象に加わる予定。詳細は特設サイト(https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/mynumberinfo/mynapo.htm)で公開している。
マイナポータル連携の利用には事前準備が必要で、この準備にかなり時間がかかることから、早めの準備を呼びかけている。なお、マイナポータル連携はオンライン申請(電子申請)方式で年末調整する人も活用できる。
【注目の記事】
今さら聞けない!? マイナンバーカードの基礎知識【電子証明書の更新編】
2025年6月24日から「iPhoneのマイナンバーカード」開始
2025年1月から「e-Tax」がさらに便利に 「スマホ用電子証明書」に対応など
年末調整の電子申請 XML形式の控除証明書データ取り込みなら添付書類不要
確定申告をより簡単に、より便利に 期待高まる税務行政のDX











![[USBで録画や再生可能]Tinguポータブルテレビ テレビ小型 14.1インチ 高齢者向け 病院使用可能 大画面 大音量 簡単操作 車中泊 車載用バッグ付き 良い画質 HDMI端子搭載 録画機能 YouTube視聴可能 モバイルバッテリーに対応 AC電源・車載電源に対応 スタンド/吊り下げ/車載の3種類設置 リモコン付き 遠距離操作可能 タイムシフト機能付き 底部ボタン 軽量 (14.1インチ)](https://m.media-amazon.com/images/I/51-Yonm5vZL._SL500_.jpg)