Hidizsは、世界のシリコンバレー、深センのすぐ北、東莞に位置するオーディオメーカー。中でも同社を代表する製品がAP80シリーズだ。アルミ製の筐体に、小型ながら心地よいクリック感と高い耐久性を実現する、アルプスアルパイン製の回転式スイッチを採用。手にすっぽり収まる「全部入り」携帯オーディオとして、一定のユーザーを獲得してきた。2018年に初号機「AP80」を発売したのを皮切りに、19年の「AP80 PRO」、21年の「AP80 PRO-X」を経て、登場した最新作が、AP80 PRO MAXだ。
最大の特徴は、スタイルをほぼ正方形から縦長に変更し、筐体を大型化した点。これによって、画面が2.45インチから2.95インチに大きくなった。AP80 PROから採用されているバランス接続対応のイヤホンジャックも大型化。一部で折れやすいとの評価もある2.5mm用ジャックから、より剛性の高い4.4mm用ジャックに変更した。
CPUは、前作のIngenic X1000からX1600Eにパワーアップ。2.4GHzのWi-Fi ストリーミング再生や、DLNAやAirPlayにも対応した。また、「MQA 16X フルデコード」も可能。ハイレゾ音源の圧縮規格MQAで、オリジナルのスタジオマスター音源と同じクオリティーまで、ほぼ完全に復元できるようになった。出力レベルは、アンバランス出力が32Ωで70mW+70mW、バランス出力が32Ωで190mW+190mWとまずまず。BluetoothもVer5.1に対応。送信ではLDAC、aptX等、受信ではLDAC、AAC、SBCに対応する。また、送受信ともHiBy Musicが独自に開発した、最大192kHzのサンプリングレートのオーディオコーデック「UAT」にも新たに対応した。
このBluetoothが「双方向」というのがポイント。もちろん、ワイヤレスイヤホンに音を飛ばして楽める「送信機」として機能するのは当たり前。逆にスマートフォン(スマホ)などが飛ばしてきた音を受ける「受信機」としても機能する。つまり、スマホで再生させた音楽を、AP80 PRO MAXで受けて楽しめる機能もあるわけだ。この機能のメリットは、使い慣れた有線イヤホンでスマホの音を楽しめるという点だ。さらに面白いのはリモコン機能。スマホアプリのHiByLinkを使って実現する。音楽はポケットに入れたAP80 PRO MAXで再生し、直接つないだ有線イヤホンで聴くという場合に便利。ボリュームを変更したり再生する曲を変えたりする際に、本体ではなく、Blutooth接続したスマホから操作できる。外出時、スマホは手に持っているか、取り出しやすい場所にしまっていることが多いだろう。ポケットにある携帯オーディオを、手元のスマホで操作できるのはいい。
歴代のAP80シリーズはBluetoothが弱く、ちょっと距離が離れると音が途切れるトラブルが頻発していた。
肝心の音質は、全く申し分ない。ノイズ感はほとんどなく、とてもクリア。特にバランス接続の有線イヤホンでは本領発揮だ。さすがにクロストーク(左右の音が混ざる現象)は感じられず、バランス接続らしくパワフル。
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