●煮る・炒めるから揚げる、焼くまで1台で 低温調理も可能
50種類のオートメニューと14種類の手動メニューを搭載し、スタートボタンを押すだけで多彩なメニューを調理できる。従来の自動調理家電が得意としてきた、煮る・炒めるといった調理に加え、ひっくり返す工程なしに香ばしい焼き色をつける「両面焼きグリル」機能を搭載。家庭料理の中でも、特に頻度と難易度が高い「焼き調理」にこだわり、プロ級の仕上がりを追求した。
10月15日に開催した新製品発表会では、タイガー魔法瓶 調理事業 ブランドマネージャーの福富 博史氏が、製品開発の背景や自動調理家電の市場動向、製品特徴を説明。主なターゲットは、忙しさから、調理器具や工程をあえて省く「キャンセル調理」の潜在的ニーズを抱える30~40代の子育て世代。これまで見張りが必要だった「焼く」を自動化し、ひっくり返す工程をキャンセルするなど、ほったらかし調理可能な自動調理家電を、炊飯器、電子レンジに次ぐ新たな常設キッチン家電として提案していきたいと話した。
同時に、マルチグリルクッカーGRISIAは、「ガスコンロ」「IHクッキングヒーター」のみならず「トースター」「魚焼きグリル」の代替もできるため、「タイパ・コスパ」に加え、「スペパ(スペースパフォーマンス)」も良いと強調した。
調理の仕組みとしては、本体上部に「二往復カーボンヒーター」、本体下部に「5つの高精度センサー」を搭載し、6方向の「全包囲加熱システム」を実現。約2秒で発熱、最高温度約400度(ガラス表面温度)で焼き上げが可能だ。さらに、カーボンヒーターとIHヒーター技術を上下に搭載し、業界初の「両面焼きグリル」を実現した。このため、インナーポットの上に置いた食材ほどカリッと仕上がるという。
1台16役の内訳は、グリル・煮込み・こんがり煮込み・こんがり上火・トースト・リベイク・高速・スロー調理・低温調理・無水調理・炒め・ノンフライ・ベイク・炊込み・冷凍食材調理・発酵。
カラーはマットブラック。そのまま食卓にも出せるインナーポットは最大3人分まで一度に調理できる容量を備えており、ふたを開けて上から食材を出し入れできる構造のため、オーブンレンジの天板や魚焼きグリルの焼き網のように、熱い調理部を手前に引き出す必要がない。
ふた内側は、汚れても拭き取りやすいフラットなガラス天面を採用。インナーポットは洗いやすい形状の深鍋構造とし、後片付けのしやすさにも配慮した。キッチンペーパーをセットすることで油を受け止める「油キャッチフィルター」を採用し、お手入れの負担を軽減した。においが気になるときに使える「クリーニングメニュー」も搭載する。
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