日本卓球協会は16日、来年5月の世界選手権個人戦(カザフスタン・アスタナ)の日本代表選考基準の一部変更を発表した。

 これまではシングルス、男女ダブルス、混合ダブルスはいずれも19日開幕のアジア選手権(ウズベキスタン・タシケント)で出場枠を獲得した選手およびペアに代表権が付与され、上記以外で世界ランキング推薦枠に空きがある場合、シングルスは〈1〉来年1月の全日本選手権のシングルス優勝者〈2〉最終エントリー14日前が含まれる週の世界ランキング日本人上位順とされていたが、今回、〈1〉は選考基準から除外された。

 変更の背景には、世界ツアーを主管するWTTが9月に27年のツアー日程を発表し、来年1月19日~24日に東京体育館で行われる全日本選手権と同時期にWTTシリーズで格付けが高いチャンピオンズが組まれたことが、判明したことがある。チャンピオンズは世界ランキングトップ30ら(各協会から男女各4人まで)が出場する。

 日本協会はこれまでに28年ロサンゼルス五輪の代表選考基準として男女シングルスに出場する各2枠を同年1月の世界ランキング上位としており、来年1月から選考レースは本格化する。つまり、ランキングに関わる世界ツアーは五輪を目指す選手にとって重要になる。

 同協会は全日本選手権と世界ツアーの日程が重なってしまった状況を考慮した上で、13日の臨時理事会で選考基準の一部変更を決議した。「世界ランキング上位者が全日本を欠場する可能性が高い。したがって、全日本の優勝者を、世界ランキング上位者よりも優先することが、強化の観点から合理的であるとは言えなくなったためである」と説明している。

 ◆男子シングルスの世界ランキング日本勢上位

1位 …松島輝空

3位 …張本智和

15位…戸上隼輔

20位…篠塚大登

32位…宇田幸矢

 ◆女子シングルスの世界ランキング日本勢上位

3位 …張本美和

6位 …早田ひな

8位 …佐藤瞳

13位…大藤沙月

14位…橋本帆乃香

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