◆関西学生アメフト▽第5節 立命大21ー17関大(17日・たけびしスタジアム京都)

 立命大が関大に21―17で競り勝ち、1敗を守った。3度リードされながら、最終第4クオーター(Q)にRB漆原大晟(3年)=立命館宇治=が逆転のタッチダウン(TD)。

関学大、関大とともにリーグ優勝の可能性を残した。関大は今季初黒星。京大は20―14で同大を振り切り、2勝目を挙げた。 

 追い詰められていた立命大が、開幕4連勝の関大に土をつけ、歓喜に浸った。第3節・京大戦(7●14)に続いて2敗目ならリーグV逸どころか、関西3位までが進める全日本大学選手権(決勝が甲子園ボウル)出場も危うくなり、3年連続の学生日本一にも黄信号がともっていた。OBの高橋健太郎監督(45)は「よく気張ってくれた。京大に負けてから、仲間を信じて戦う一体感が変わってきた」と選手を称賛した。

 攻守で一丸となった。2度追いつき、14―14の第4Qだった。主将のDB藤岡昂汰(4年)=箕面自由学園=が、QBサックで沸かせた。相手の攻撃をFGの3点のみにとどめ、直後に漆原がキックオフリターンで60ヤード突破。流れをつかむと6分32秒、また漆原が相手守備を切り裂き逆転TDを決め、勝利をつかんだ。

オリックスや阪神で活躍した元投手と同姓同名でも知られるRBは、快走を連発。「オフェンスラインが(走路を)こじ開けてくれたから」と何よりもチームメートに感謝した。

 「関関」とのV争いに踏みとどまり、次節は神戸大戦(10月31日・たけびし)、最終節は関学大戦(11月15日・万博)に臨むが、悲壮感などない。「楽しんで戦いたい」と藤岡主将。敗戦で原点回帰した立命大が、リーグ佳境でよみがえった。(田村 龍一)

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