ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのパーク内において、もっとも知られざる空間とされているのが「スポンサーラウンジ」であることは前回【Part20】で紹介させて頂いた。通常はアトラクション関係者や一部の限られたVIPしか利用できない場所と思われがちだが、実は実は! 一般人にも条件が許せば、意外に“使える場所”であることが判明した。
①JCBラウンジ→「フライング・ダイナソー」ジュラシックパーク
利用するには「JCBプラチナ」以上のステータスカードを持っている必要があります。JCBのプラチナカードは審査が通って年会費を25,000円支払えれば、誰でも利用できます。そんなステータスのカードなんて持てないよ……という方も最大4人までは同伴可能なので、周囲にいるカード保持者に連れて行って貰いましょう!
実際に利用できるのは、1年に1回。最大40分まで滞在可能です。事前にJCBラウンジ招待券を申請して郵送してもらう必要があります。利用日1か月前から前日までの間にJCBへ電話して利用日時を予約します。当日は招待券とJCBカードを忘れずに持参しましょう。
JCBラウンジの魅力はなんといってもザ・フライング・ダイナソー優先搭乗。エレベーターで上がった先ですぐに乗れる速さは、エクスプレスパス(Eパス)以上の効力。最前列へ案内されるVIP待遇、体験して欲しいです!

●JCBラウンジが利用できるステータスカード
ANA JCBカードプレミアム:年会費70,000円+税
JCB THE CLASS :年会費50,000円+税
JALカードプラチナJCB:年会費31,000円+税
JCBプラチナ法人カード:年会費30,000円+税
JCBプラチナカード:年会費25,000円+税→これがオススメ!
②JALラウンジ→「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」ミニオン・エリア

JALラウンジは「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」内にあり、アトラクションのチャイルドスイッチ待合所の突き当りにあるエレベーターから、5階に上がります。JAL会員のステータスカードを提示するだけで入場でき、予約は要りません。
1組5名まで、一日に何度でもラウンジへ入場できるので、混みあったパークを逃れて、休憩に使えるのが一番の特典。飲み放題のドリンクバーには、限定のミニオンがデザインされた紙コップもあり、ファンなら思わず持ち帰りたくなる逸品です。
またラウンジの利用者には、運が良ければ先着順で「エクスプレスパス(Eパス)」をプレゼント。以前はキャンペーン期間中に先着30名に配られたことがあるので、まさに太っ腹! さすがJALです。

●JALラウンジの利用条件
JMBダイヤモンド会員
JGCプレミア会員
JAL専用ツアーでUSJを訪れているJAL会員
※JMBサファイア会員も期間限定でラウンジを利用可能。
③エースJTBラウンジ→「バックドラフト」サンフランシスコ・エリア

エースJTBラウンジは旅行会社が企画する、パッケージツアーに参加した方専用のラウンジで、バックドラフトの2階にあります。エレベーターはありませんので、小さなお子様連れやシルバーパス利用の方はご注意ください。
ラウンジは特に予約する必要は無く、当日に入口で「エース整理票」を渡すだけで、一回30分のみ利用できます。
優先搭乗などのアトラクション特典はありませんが、お茶とおしぼりサービス、携帯電話の無料充電、アトラクションの待ち時間案内などがあり、休憩所として利用できる設備が整っています。ただしドリンク等の自動販売機は有料なのと、食べ物の持ち込みはできません。

④大和ハウスラウンジ→「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」ハリウッド・エリア

大和ハウスラウンジは「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」の隣りの建物の扉の奥という、秘密めいた場所にあります。
ここは「ダイワハウス プレミストクラブ」のキャンペーンに当選した人のみが利用できるという、プレミアな場所。
インテリアは豪華でハイセンスな空間。赤と白のソファ、和室、喫煙ルームまで完備されています。ここの利用時間に制限は無く、基本的には10~17時まで出入りが自由なのが嬉しいですね。
特典は「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」か「バックドロップ」の優先搭乗券(1人1枚)がもらえるほか、ペットボトルドリンク、 お子様にはペットボトルホルダーのサービスがあります。

(Part.22へ続く)次回はあのリッチなスポンサーラウンジに潜入!