『子育ての悩みは保育士に聞いてはいけない』!!!



 アッと驚くタイトルの本(游藝舎、2024年12月27日第1刷発行)が評判になっている。



 4児の父でありオハナ保育園春日、一の谷、長住3園の園長でもある著者・山本勇伍さんによる、親・園長として10年間にわたって試行錯誤をした経験をもとにした小学生未満の子を持つ親に向けた育児指南書。



 「保育と子育ての違い」「保育園を選ぶ際のチェックポイント」「父親の役割」「イベントに参加できないときにしてほしいこと」「しつけと虐待の違い」「将来を見据えた教育について」など、子育てに関する不安や悩みを軽くするヒントが満載だ。



 山本さんは1986 年、福岡県生まれ。



 幼少期は野球に明け暮れ、高校時代(明豊高校)には投手として甲子園出場を経験。



 高校卒業後、地元の企業に入社し営業マンとして優秀な成績を残し、24 歳で独立するが、東日本大震災の影響で厳しい状況に追い込まれる。



 ちょうどその頃、息子の通っていた保育園でのトラブルをキッカケに、自ら保育園を立ち上げることを決意。



 当初は素人の悲しさ!? 保護者の信頼を得るのに苦労したが試行錯誤の末、現在は3園を運営し園児 150 人、スタッフ 30 人を抱える保育園にまで成長させた。



 「通園バス置き去り3歳女児死亡事件」(2022年9月5日)ではNHKや朝日新聞の取材を受けている。



 山本さんは「園長の私が付けるには余りにも不適切なタイトルかとは思いましたが、少しでもインパクトを与えたく、少し極端なタイトルとなりました。厳密に言えば、“保育士の言うことだから正しい”と思い過ぎないように!と言うことです」と語っている。









文:BEST T!MES編集部

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